水が滴るパルダリウムを立ち上げるぞ!≪低コスト×滴る水の作り方×なんちゃって造形くん≫

さて、

先日ちょろっと話した水の流れがあるパルダリウムを立ち上げようと思います。

 

↓関連。

 

1.低コストにオアシスで壁を作る。

前回のパルダリウムは蘭を中心に植物を揃えましたが、

今回のものはサトイモ科とシダ系の植物をメインに育てることを目標に立ち上げたいと思います。

出来るだけ手持ちの素材で...低コストに...

 

まずはいつも通り背面作り。

今回はオアシスという生け花などに使われる素材を使います。

オアシスをシリコンで貼り付けます。

後々の考えるとシリコンではなく防水の両面テープなどで固定すれば、

パルダリウムを解体するときも簡単になりますので、

あまりシリコンはお勧め出来ませんw

 

2.土壁を作る。

パルダリウムと言えば自然な土壁が肝。

なんちゃって造形くんを塗布。

流木やコルクをかませて凸凹を作るとともに、

レイアウトのイメージを考えていきます。

(毎度のことですがレイアウトの構想はありません。笑)

 

造形くんのみだと自然な凹凸を作るのは難しいので、

流木やコルクをオアシスに固定しながら土壁にしていくことで、

より自然な土壁になります。

 

2-1.なんちゃって造形くんの作り方。

なんちゃって造形くんはホームセンターにあるもので簡単に作れます。

基本的にメインになるのは荒木田土。

水生植物の育成などに使われる粘土質の土です。

この荒木田土につなぎとして水苔を砕いたものを入れ、

ピートモスを適量混ぜ

適量の水で練り上げたものがなんちゃって造形くんです。

 

苔を砕いて混ぜれば時間が経つと共により自然な風合いが楽しめるかと思います。

 

3.水中ポンプで水の流れを作る。

今回水の流れを作るためになくてはならないのが水中ポンプです。

これはどうしても手持ちのポンプじゃ規格が合わなかったので、

近所のホームセンターで仕入れてきました。

それがこちら。

一番小さくて、一番安かったものをチョイス。

これ横置きでも縦置きでもつかるので便利です。

 

これをさりげなく底面に設置。

一応ポンプ周りはあとから取り出してメンテナンス出来るように囲いをつけています。

 

3-1.滴る水の作り方。

水の流れですが、

ポンプから上げられた水がチューブを通り、

出水が流木を伝い滴り落ちる仕様です。

出水部分を流木ではなく土壁にしてしまうと、

流水により壁がどんどん崩れ落ちてしまうので、

水の流れを作る場合は流木を伝わせないといけません。

↑イメージ(下手くそでごめんなさいw)

 

ポンプをより強いものにし、

溶岩石を組み上げ滝を作ることも可能だと思います。

 

4.陸地になる土台を作る。

一定の水位まで水を張るので、

陸地スペースを作るためにフィルター板や鉢もので嵩上げしています。

今回は今後のメンテナンスを考えて以上のもので嵩上げしましたが、

この土台部分は軽石をばら撒いたり、

赤玉土などをばら撒いたりして底面ろ過的なものでもなんでもいいと思います。

 

4-1.石を使って陸地を作る。

お次にこいつらを隠すために、

更には陸地を作るために石を設置していきます。

 

実は、最後の最後まで、

どれくらい陸地を作るかという点で悩んでいたんですが、

結果的に陸地スペースはかなり小さくなりました。

 

景観的に水辺が大きいとかっこいいかなという理由と、

後から水辺をつぶすのは簡単だけど、

後から水辺を作るのは難しいな!と考えたからです。

 

※この後鉢が置いてある部分にソイルを流し込んで植栽スペースを確保するわけですが、

写真を撮り忘れたので飛ばします。笑

っというかこの後の写真が驚くほどありません。

っということで立ち上がったものがこちらです。

 

5.シダの水辺パルダリウム完成!

ででん。

カエルさんはもちろん人形ですよ。

かなり大きく水辺を確保したので適当な生体であれば飼育できるかもしれません。

 

陸地(岩場)にはADさんから頂いたり、

こっそり持っていたブセを配置しました。

水が滴り落ちて、水しぶきが当たります。

加えて密閉して高湿度なので岩場付近に投げ入れておけばそのうち自生地みたいな環境が出来るのではないかと画策しております。

 

水の滴り具合はこちらの動画をご覧ください。

 

そう、ご覧いただくとわかるんですけど、

これほとんどアクアテラリウムじゃね??

際どい線引きを余儀なくされますが、

生体を入れない限りはパルダリウムだと言い張りたいと思います。

 

今は配管が丸見えですが、

そのうち目立たなくなるといいです(願望)。

この角度がいい。

細かい説明記事はまた今度投稿するかもしれません。

(しないかもしれません。)


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