実は我が家には、
雲行きの怪しいビカクシダがひとーつ。
ビ壁の写真をUPしたときとか、
全体写真でチラッと写り込んでいたんですが、
そろそろこの子も紹介しないと、
名も知れず行方をくらましてしまうかもしれない。
それは去年の6月頃。
ヤフオクで落札したキッチャクードです。
リドレイとコロナリウムの交配種。
超人気種と超美種の交配種。
これは細葉のタイプですが、
↑の写真だとその魅力の1割も伝わりません。
現状なんとか生きている...!
といった状態。
冬場に出した胞子葉も委縮気味。
着生素材はヘゴのような、
素材的にはビカクにぴったりだなと思います。
が、
あまりにも成長が芳しくないので、
今回剥がしてみることに。
実はこのリセット。
春をずっと待ってました。
まだ少し早い気もしますが、
もう待てない!
すると、
去年の6月に付けたなら、
多少は根が張っていてもおかしくはないはずですが、
やはり一切の根張り無し!
もはや根腐れ状態。
これでは成長しないのも当たり前。
たくにわが初めてだったこともありますが、
たくにわの保水力+水苔もりもりだったので、
水分コントロールが上手くいかなかったのかな。
若しくは、
仕立てる時に、
向きを矯正したダメージがあるのかな。
原因はいくつかありそうですが、
根腐れなのは間違いありませんでした。
もともと付いていた水苔もがっつり剥がしました。
ギリギリ成長点までは腐ってなさそう。
目覚めのルートン(発根促進剤)も塗布。
※ちょっとこぼしました。笑
新しい着生素材は、
お古の杉板です。
テグスで巻くのが面倒臭かったので、
今回は網でサクッと。
やはり根腐れが怖いので、
水苔もガッチリ固く詰め込んであります。
個人的には板付の方が管理し易いです。
完全に馴れですが。
そしてよく見ると成長点に僅かながら春の兆し...
ホントにこの子に賭けるしかない。
今回の付け替えが吉と出るか凶と出るか...
私のビカクマニュアルの1ページを刻みます...
追記:2019/7
実はその後この子は何度か葉を展開させたものの、
復活せずに...
私のビカクマニュアルの1ページを刻みました...
個人的に根腐れで根がなくなってしまった、
若しくは生長点だけになってしまった等の場合は、
水耕栽培も手ではないかと考えています。
このほかにも湿度をあげてあげる等して成長を促す...
色々な方法が考えられますので、
大事なビカクを枯らさぬよう毎日観察を続けます...