昨日、
3月にもかかわらず、
雪が降りました東京。
ほんの少しの積雪。
寒暖差があり過ぎて身体がついていけません。笑
しかしそんな寒暖差と冬場の光量不足解決のため、
室内でも植物を育ててあげるために...
Contents
1.IKEA 植物専用(育成)LEDを買いました。
先日IKEAで植物専用(育成)ライトを調達してきました。
(IKEA)VÄXER ヴェクセルLED電球
植物好きの間では、
結構話題になってますネ。
1-1.999円という低価格。
26口金で植物専用関係なくLEDを買えば、
まずもう少しお高くついてしまうことでしょう。
植物専用となったらより高価になるのが当然です。
が、しかしさすがIKEA。
LEDまでお手頃価格だなんて...
見た目は白を基調としてシンプル。
さすがIKEAといった価格設定だと思います。
普通にLEDライトを買う方が高くつくよねこれ。
本当に植物専用LEDとしての効果を得られたら破格です。
1-2.構造。
そしてLED自体は、
白色LEDが8個と赤色LEDが5個ついています。
植物の光合成を促すと言われる赤系も入っています。
どの程度のグレードのLEDを使用しているかは私にはわかりませんが、
一般的に植物専用LEDは赤系LEDを含んでいます。
同じような色味を持った商品を探すとこの低価格ではまずありません。
2.設置。
我が家ではライティングバーに元々別のLEDを設置いたので、
電球のみを取り替えるだけの作業でした。
before
ホームセンターで購入した一番安いレフ型LEDを使用。
after
↑IKEA植物専用LED使用時。
圧倒的に明るい、そして白いです。
でもしっかりと赤い光も飛んでいるので、
よく見るとほんのり赤いですね。
ビームライトのように直線的に光が飛んでいきます。
2-1.照射距離は50cmくらい。
照射距離は変わらず50cmくらいです。
このLEDは近すぎると葉っぱが焼けるという話も多く聞きました。
つまり葉が焼ける程、強力なLED照明。
室内管理の季節ももう少しですが、
まだまだ天候に左右されやすいのでこのLEDライトは重宝しそうです。
追記:2018.7.30
3.効果:使用から4ヶ月目の感想。
実際に使用し始めてから4ヶ月が過ぎました。
季節は夏ですが、
40℃を越える気温や、台風などの影響で室内に取り込むことが多いのでIKEA LEDが活躍しています。
3-1.実際のLED効果はあったのか。
これは外管理と比較していないので確実なことが言えません。
なので実際にIKEA LEDのみで育った葉を見て頂ければと思います。
↓胞子培養株のリドレイ。
比較的光量が必要とされるリドレイですが、
間延びすることなくキリっとした胞子葉を展開しています。
↓ダウボーイ。
問題なく生長。
その他コロナリウムやウィリンキー、マダガスカリエンセも順調に育っています。
4.その他使用法。
このLEDライトをビカクシダ以外にも使ってきました。
中には工夫しないと効果が得られないものもありますが、
使い勝手が非常に良いので色々なシーンで活躍しました。
4-1.YAZAWAのクリップライトへの取り付け方法。
まず、
このライト自体が大きいので他社製品のクリップライトだとアジャスターを使わないと取り付けることが出来ません。
アジャスターはホームセンターでも揃うものなので持っておくと良いでしょう!
4-2.コーデックス実生に使ってみた。
コーデックス、つまり塊根植物などへの使用ですが、
実生ではかなり至近から当てないと間延びしてしまいました。
しかしほぼ0距離で照射することにより徒長せずに実生することが出来ます。
4-3.アクアリウムでの使用。
アクアリウムにも使ってみたのですが、
LEDが直線的な光過ぎてあまり水草育成には向きません。
しかし水槽内でのスポット照明としては十分な光量でした。
少し黄色味を帯びるので好みがわかれるかと思います。
4-4.IKEAミニ温室「SOCKER」との相性が良い。
IKEA×IKEA。笑
ミニ温室は照明を取付ける場所がないので、
使い勝手の良いこのLEDの相性良しです。
5.室内で観葉植物を育てるには持ってこいのアイテム。
このLEDは室内で日当たりが悪く植物が育てにくい環境にある場合。
低価格ですぐに導入出来る植物育成器具としては素晴らしいアイテムかと思います。
上記したように非常に汎用性も高く自由に使える上に、
シンプルな見た目なのでリビングでもマッチし易いのも良いところですね。
5-1.枯れそうな植物がいたら試しに使ってみるのも良し。
もし室内で調子が悪く元気がなさそうな植物がいたら、
試しに導入してみると植物がぐいぐい育つようになるかもしれません。
観葉植物は耐陰性が高いため室内のどこに置いても育つかのように販売されていることが多いですが、
やはり植物ですので光合成を促してあげるための光量は必要不可欠です。
6.結論。
IKEAの植物専用LEDは、
低価格で実際に植物が良く育ちます。
屋外管理と比較していないのでわかりませんが、
さすがに太陽光には及ばないと思います。
しかし誰しもが屋外で最高の環境を得られる訳ではないので、
このLEDは重宝するアイテムであることは間違いありません。
そして冬越し等で室内管理をせざるを得ないシーズンでは、
LEDがないよりはあった方が確実に良いと思います。
個人的にはとてもおすすめ出来る商品です。
7.2020年1月の在庫状況(IKEA港北)。
先日再度IKEAに行くと、
ながらく在庫切れ状態だったこのLEDライトが大量に入荷されていました。
ちなみに植物コーナーではなく、
電気製品の多いフロアに上のように陳列されておりましたよ。
っと思いましたが、
おそらく多く問い合わせがあったのでしょう。
その声にどうやらIKEAが応えてくれたようです。
やるぜIKEA!
8.LEDを使用して冬を越す。
ちなみにこのIKEA LEDを使用しての冬越しについて、
YouTubeの動画を投稿してみました。
ご参考になれば嬉しく思います。
9.2021.4 追記【廃盤!!】
なんと、
このお安く使い勝手の良いIKEA LEDは、
廃盤となり購入することが出来ません...
※ネットフリマサイトで転売がありますが非常に高額なのでお勧めできません。
つまりこのIKEA LEDに変わるものが今求められている訳です。
代表的なのはこちら。
元々はアクアリウム用LEDですが、
観葉植物にも使えます。
高額ですが室内管理を徹底したい場合はおすすめです。
↓参考記事。
しかしながら、
アマテラスを数揃えるのはお値段的に苦しいです。
であれば中華製LEDでも十分かと!
これが絶対というLEDはありませんので、
色々と使ってみるのもアリだと思います!