実は以前記事にしたキッチャクードの普通葉。
記事にした直後、
もう一度株をよく見てみると、
コナカイガラムシが付いていました。
観葉植物の害虫で最も多くあげられるのがこれらカイガラムシなのではないでしょうか?
カイガラムシは通気が悪かったりすると発生します。
特に春から冬にかけての期間活発になりますので、
今は絶好のカイガラムシシーズンですね!笑
今回はカイガラムシにも様々な種類がいる中で、
コナカイガラムシが発生しましたので、
この白い悪魔にスポットを当てます。
1.コナカイガラムシって?
まず↓の写真を見てください。
赤丸チェックの入った部分。
これがコナカイガラムシです。
ググるともっとグロテスクな写真が出てきますヨ。笑
カイガラムシは葉に居座って、
葉のエキスを吸います。
それが葉への実害となり草体を弱らせる害虫です。
尚、コナカイガラムシは、
風に乗って別の植物個体へと移り、
その数を増やしていくので、
コナカイガラムシが付いた植物は一度風通しのいい場所で隔離してあげるといいです。
2.駆除しよう!
2-1.テデトール※手で取る
まずはティッシュで目に見えるコナカイガラムシを除去しました。
使い終わった歯ブラシ等でもカイガラムシは取ることができます。
2-2.水圧でぶっ飛ばす!
そして、手の届かない奥にいる個体には、
屋外で水をジェット噴射!
これで目に見えるコナカイガラムシを駆除完了です。
3.オルトランで必滅!
カイガラムシにはオルトランがよく効きます。
オルトランは草体自体がその薬剤効果を吸収してくれるので、
葉のエキスを吸うカイガラムシには効果があります。
実際に今回私が使ったものはこれ。
オルトランDX 粒剤です。
パッケージの記載にもある通りカイガラムシに効きました。
≪ビカクシダにオルトランを使う時に注意していること。≫
・薬剤散布は屋外でする(オルトランDXはかなり臭いです。)
・株の大きさ、及び、コンポスト(水苔)の量に併せて適宜に散布量を調節する。
・まだ緑の葉には薬が当たらないように散布すること。
ビカクシダは薬害を受けやすい植物だといいますが、
ビフル?、ビーチー、ダウボーイ、コロナリウム、グランデに使いましたが薬害はありませんでした。
ちなみにコバエ駆除にも一役かってくれる薬剤なので非常に便利です。
4.コナカイガラムシが発生しない環境づくり
せっかく手間暇かけても環境が悪いとまた発生します。
そんな時は管理環境を見直すべきです。
風通しのいいところに置く。
又はサーキュレーターなので空気を回す。
室内でこれらが難しい時は、
生育期の春~秋に限り外に出しちゃいましょう。
5.まとめ
コナカイガラムシは早期発見及び駆除をすればそれ程怖い害虫ではありません。
↓駆除後のキッチャクード。
カイガラムシは貯水葉の裏にも付きますので、
貯水葉をめくれるようであればしっかりチェックです。
コマメなチェックと、テデトール&薬剤の使用で、
これからもビカクシダを愛していきましょう。