先日ビカクシダの仕立て方まとめ的な記事が見たい!
っというありがたいコメントを頂いたので、
私が今までビカクシダを仕立ててきた方法と、
その他わかる範囲で仕立て方をまとめたいと思います。
Contents
1.ビカクシダの仕立て方。
ビカクシダは自生地環境を再現するために、
板付や、ヘゴ板、コルク付け、
その他様々な仕立て方があって楽しめます。
私は、
出来れば面白い仕立て方、
更には自分だけの仕立て方が出来ないかと、
日々悶々とビカクの仕立て方を考えています。笑
1-1.通気性が大切。
私がビカクシダを仕立てる上で大切にしていることは、
コンポスト(水苔等)を乾きやすくすることです。
そのためには着生材の通気性が重要なんです。
通気性が良いと根の呼吸が促進され、
ビカクシダの根腐れ防止にもつながります。
通気性が大切ということを覚えておいていただければビカクシダは喜ぶはずですw
2.板付。
「ビカクシダ 仕立て方」で検索すると、
最も多くヒットするのがこの「板付」ではないでしょうか。
☆板付のおすすめ品種ーほとんどのビカクシダにおすすめ。
板付のメリット
・板が安価で大量にどこでも手に入る。
・ドライバーを持っていれば加工も簡単。
・板に根が張る。
板付のデメリット
・板が割れることがある(耐久性×)。
・通気性がいまいち。
・飽きる...笑
注意点
板付の注意点板の種類は何でもいいんですが、水遣りのために濡らすことになるので割れにくい材及び厚みを選ぶ必要があり、焼き板等に加工し、耐久性をあげる必要があります。
3.コルク付け。
板付に飽きてきたなという場合コルク付けもお勧めです。
☆コルク付けのおすすめ品種
ー個人的にリドレイが特におすすめ。↑画像はキッチャクードですが。笑
コルク付けのメリット
・仕立て直後からカッコいい。
・コルクは多孔質樹皮のため通気性良い。
・ゴツゴツした樹皮のため根が張りやすい。
コルク付けのデメリット
・コルクが割と高価で手に入りにくい。
・貯水葉が成長するとコルクが見えなくなる。
・コルク(天然物)なので形が左右される。
注意点
コルク付けの注意点貯水葉がどのように成長する種類かを見分け、コルク付けに適した種類を着生させましょう。リドレイ等、貯水葉が肥大化しない種類だと長くコルクの味わいを楽しめます。コロナリウム等の貯水葉が大きくなる種類はすぐにコルクが見えなくなります。
4.すのこ付け。
コロナリウムやグランデなど、
大型になる種類はほとんどすのこ付けにしています。
板付と内容はほとんど変わりません。
☆すのこ付けのおすすめ品種ーグランデ、コロナリウム等の大型種。
すのこ付けのメリット
・大型種でも対応出来る。
・木なので加工し易い。
・安価でどこでも手に入る。
・スリットが入るので通気性がコルクより良い。
すのこ付けのデメリット
・デカい。笑
・お洒落ではない。笑
注意点
すのこ付けの注意点ビカクを設置する場所の広さと照らし合わせて下さい。
すのこを壁にかけると思ったよりでかくて笑えます。(笑えません)
5.ヘゴ板付け。
まず、私はヘゴ板付けをしたことがありません。
が、ビカクシダでは最も良い着生材だそうですよ。
なので一応ヘゴ板についても記しておきます。
☆ヘゴ付のおすすめ品種ーほとんどのビカクシダにおすすめ。
ヘゴ板付けのメリット
・ヘゴ板そのものがコンポストになる。
・通気性がとても良い。
・ヘゴに直接付ければ付けかえ不要?
ヘゴ板付けのデメリット
・入手困難。
・高価。
・耐久性×。
注意点
ヘゴ板付けの注意点ヘゴに仕立てる際も板付と要領は同じです。が、ヘゴ板はワシントン条約でヘゴの木が伐採禁止となっているので入手困難更に高価という高いハードルがあります。ネットでは販売されていることもあるのでどうしてもヘゴがいい!という方はお探しください。
6.続きます。
今回はホームセンター等でも買える素材での仕立て方を紹介しました。
これだけでも結構長くなってしまったので、
私が自作した着生材での仕立て方は仕立て方まとめ2でご紹介させて頂ければなと思います。