ビカク玉に仕立てのは去年の事。
それから嵐の日も雨の日も屋外で耐えていたあのビカク。
一時は水切れで枯死寸前にまで追いやられていました。
これらの荒い管理からビカク玉はあれよあれよと痛んでいき、
基礎に使っていた発砲スチロールが見える程に。
これではあまりにも見栄えが悪いので今回解体し、
板付に戻すことにしました。
1.ビカク玉の解体。
これは骨が折れそうだ。
板付から外す手順が通用しない強敵。
子株も出ているので救出出来ればいいなと思います。
早速強めのハサミでザクザクとキリ進んでいきます。
予想とは相反し、
まだ裏側では根が張っていませんでしたので、
案外容易く板付に出来るくらい水苔を落とせました。
↓奇形葉。
最近まともな葉っぱが出たことないw
2.板付。
元々付いていた水苔は少し残しつつ、
板には新しい水苔を乗せて付けます。
水苔が足りなかったので、
洋ランバークも使います。
元々貯水葉が大きくなっているので、
針金を2本強く巻いて板付終了です。
針金を巻くときは生長点に近づけ過ぎないように注意です。
3.子株救出。
一つだけ出ていた子株は何とか救出することに成功しました。
無事に根付いてくれるかわかりませんが、
根付いてくれたら欲しい人が居ればもらってやってくださいw
暴れん坊の名無しビカクでよければですが...w
4.幅広葉はビカク玉に適さない。
今回このビカク玉で感じたことは、
幅広葉を持つビカクはビカク玉にしないほうがいいのかなと思いました。
幅広の葉は風の影響も強く受けるので板付の方が安定していいかもしれません。
ビーチービカク玉はどちらかと言えば細葉なので、
今も変わらず仕立て時の球体を維持出来ています。
5.これから。
この名無しビカクは私の初ビカクですが、
仕立て直すのはこれでもう6回目...?くらい?
幾度となく環境を変えられたストレスで現在奇形葉を出しているのかもしれません(適当)。
しかし巨大化が止まりません。
どこまで大きくなるかわかりませんが、
枯らさぬようこれからも育てていければいいなと思います。