
先日職場近くの園芸店が大量にアリ植物を仕入れていたので、
あまり興味はなかったんですが、
たまには売り上げに貢献しようと思い(いつも冷やかし)、
1株購入してみましたので、
私になりに板付にトライしてみました。
Contents
1.アリ植物とは?
大まかにいうと、
アリ植物とはあの虫の蟻と共生する植物のことを言います。
草体に蟻を住まわせ、
蟻の排せつ物などを栄養として成長する植物なんだそうですよ。
じゃあ蟻が居るの?
蟻が必要なの?っと思われるかもしれませんが、
蟻が居なくても育ちます。
っというか蟻が居ないと育てられないなんて高いハードルの植物はちょっと御免ですw
1-1.「ミルメコディア ベッカリー」
アリ植物といえば実は色々な植物があるんですが、
今回購入したアリ植物は「ミルメコディア ベッカリー」です。
↓コレ
塊根植物のようにでっぷりとした草体に蟻を住まわせるそうです。
パキポみたいにちょっとトゲトゲしています。
この草体からは想像も出来ませんが、
実はミルメコディアは着生植物なので今回ヘゴ板に付けてみたいと思います。
2.ヘゴ板付けにしました。
早速鉢から抜き、
根っこが出てくるくらい用土を取り払いました。
根っこは白く柔らかくて、
これが着生するのかと疑問です。
ヘゴ板というか、ヘゴの切れ端に着生させてみました。
着生において気を付けたポイントは生長点を上に向けること。
下の方に水苔を多めに盛り調整します。
あとはテグスできっちり結んで完成です。
うーんそれにしてもこれはホントに着生するのか??
3.ミルメコディアについて。
植物育成は自生環境に近づけることが育成の第一歩だと思っています。
3-1.自生地について。
ミルメコディアは店員さん曰く、
オーストラリア北部のマングローブの熱帯林に自生しているそうです。
マングローブは水辺に生える木ですよね?
そこに着生しているということは、
かなり水が好きで、
空中湿度も高いのが好きなのではないかと思われます。
3-2.水遣り頻度について。
かなり水が好きな植物だということがわかれば、
まずやっちゃいけないのは水を切らさないこと。
板付にすれば水捌けもよくなるので根腐れも心配ないだろうし、
水を切らさない程度の水遣りで管理しようと思います。
後は空中湿度をあげるためにこまめに霧吹きしてあげます。
3-3.最低温度について。
オーストラリア北部の気候は比較的暖かいので、
最低温度は10度を下回らないようにしたいと思います。
4.まとめ。
ちゃんと育ててあげられるかわかりませんが、
仕立てるのは面白かったです。
やはりこいつが着生するというのがまだ信じられませんが!笑
着生には時間がかかると思いますので、
長い目で見守っていこうと思います。