個人的には板に着生させて育てる植物って、
「普通のこと」なんですが、
植物をあまり知らない人からすると、
「これ(板付)って良いんですか?」
っという疑問が浮かぶそうです。
↓前記事
1.ビカクシダ・アンディナム板付から1週間。
恐る恐る板付をしたアンディナム。
あれから早くも1週間が経ちました。
僅か1週間なので、
分かりやすいように並べて比較。
植物を育てるのってこういう比較がとても大切だと思います。
育て方がいまいちわからないものならなおさらです。
小さな変化に注視することで異常を発見したり、
植物の状態が良くわかります。
テグスで縛ってしまったので生長が止まると思っていましたが、
向かって右側の貯水葉が少し大きくなりました。
新芽も僅かですが動いているようです。
板付直後1週間でこれ程動いているというのは成長速度が速いのかな?
っと感じます。
2.水遣り間隔。
アンディナムと似たような貯水葉を形作るステマリアを育てていて分かったことがあるんですが、
彼らは水苔をカラッカラにしないほうがいいように思えます。
貯水葉の形から考えても水を多く集める形をしています。
つまり水を多く欲しがる品種なのではないかと思いました。
まだ少し湿っているかな?
でも手に持つと結構軽くなってきたな?
っと感覚を研ぎ澄ませ、
この1週間で2度も水をあげました。
板付直後はこのくらいの管理をしていますが、
アンディナムは初めてなのでいいのか悪いのか...
根腐れしなければ良いのですが...
※あくまでも私個人の考えなので参考程度に捉えて頂ければ幸いです。
3.貯水葉が茶色く痛み出した。
ビカクシダでは普通の事なのですが、
やはり貯水葉が茶色くなると少しおどおどしてしまいます。
↑のは板付時にテグスで強く縛ってしまったところから茶色く痛み出してきました。
変色スピードがあまりにも早ければ切除しようかとも考えていましたが、
この貯水葉はおそらく一番古い貯水葉なので、
茶色く枯れる順番としてはオカシイことではありません。
新芽を1として考えるとこの貯水葉は3番目に新しい貯水葉です。
つまり一番古い貯水葉なのであまり気にしないようにします。
4.まとめ。
ビカクシダは原種18種しかないのに、
それぞれで自生地が全く違うので育て方も違います。
水が大好きな子、
乾燥気味にしてあげた方がいい子、
水が好きだけど遣り過ぎは根腐れ、
かといって乾燥させると痛みだす子...
彼らの性格を掴むのにはまだまだ時間がかかりそうです。