あまりにもゆっくり喋る人は苦手です。
もっとテキパキ話してくれ!っと思ってしまいます。
待てない性分の私です...
↓前記事。
1.重なり合って干渉してしまう貯水葉。
これはビカクシダあるあるかと思うのですが、
貯水葉が連続で展開したりするとよく起こりうる現象。
成長途中の貯水葉がぶつかり合って綺麗に展開しないのです。
以前株分けしたピューチャンも現在この症状が発生中...w
新しい方の貯水葉が勝つこともあるのですが、
今回はもうダメ...
貯水葉が完全に混みあってしまいました。
なんとか反り勝ってくれるかなー...
っという淡い期待は無残にも崩れ落ちました。
2.カッターでカットして矯正。
もうこうなってしまっては人為的に矯正改善してあげるしかありません。
被さっている貯水葉をカッターでカットします。
切り口からの悪化を防ぐために、
カッターは炙って滅菌消毒すると良いです。
※今回はやってませんけどww
オペは手際よく迅速に。
何度も刃を入れなくても済むように一回でザシュッと切ります。
覆いかぶさっていた貯水葉を切り取ってみて気が付きました。
下にあった貯水葉ももうすっかり丸く反りあがってしまっているではありませんか。
ちょっとオペするのが遅かったようです。
こっちも切っちゃいます。
衝突部分がなくなってすっきりしました。
一応次も貯水葉が待っているので傷跡を隠してくれると良いのですが...
3.カットした貯水葉の断面観察。
こういう機会がないとビカクシダの貯水葉の断面を見ることはありません。
まだ幼い株ですが、
貯水葉はしっかりとスポンジ状で柔らかく貯水能力があり、
葉脈が血管のように伸びています。
葉脈というより根と言った方が相応しいのかもしれません。
これらがビカクシダの貯水能力を作っているのだと、
改めて感じることが出来ました。
4.まとめ。
ビカクシダもいつも調子よく葉っぱを展開するわけではないので、
綺麗に形を作るためには人の手が必要だったりします。
これぞ園芸の醍醐味...なのかもしれません...
っというかビカクシダは、
盆栽的な楽しみ方に近いのかなと...思います。