湿度が高い日が続いて...
そろそろ何か起きるのかと...
そう思い始めた矢先の出来事でした...
↓関連。
indoor-hobbies.com/2018/11/09/taniku-3/
Contents
1.下葉が黄色くブヨブヨに...
実は先日受粉作業を施していたエケベリア"ブルーフリルズ"が、
ふと見ると下葉がブヨブヨに枯れ落ちていました。
よく見るとカビている箇所もあるし、
これは大至急切除...
1-1.枯れた下葉を全てむしる。
カビや菌類であれば全て取り除かないと被害が拡大する恐れがあるので、
急いで全部むしることに。
ブヨブヨになった部分は水分が滲み出ていて、
見るも無残な残骸が積みあがります...
せっかく冬越し後、葉数を増やしていたので悲しい...
幸い茎までは腐っていなさそうでした。
良かった...
1-2.殺菌剤(ベンレート水和剤)を散布。
用土にまではびこり目に見えるカビ等は用土の表面ごと処分し、
更に殺菌剤を散布しました。
使用した殺菌剤は「ベンレート水和剤」です。
このほかにも殺菌剤はあるかもしれませんが、
これしか持ち合わせていませんでした。
2.下葉を落とした数日後。
下葉を落としてあげた後は、
枯れ込んでいくのも収まり、
幸いカビが再繁殖するということもありませんでした。
それでも随分寂しい姿になってしまったなあ...
3.下葉が枯れてしまった原因を考える。
下葉がこのようにブヨブヨと枯れ落ちたのには原因があると思います。
3-1.梅雨の長雨による湿度が高い環境。
冒頭でも触れたように、
梅雨の長雨による湿度が高い環境が続いているのも下葉が蒸れて枯れてしまった原因の1つだと思います。
エケベリア等の多肉植物は元々乾燥地帯の植物なので、
この日本の梅雨はホント辛い!
あまりにも高い湿度で蒸れやすい環境なのでしょう...
3-2.風通しが甘かった。
実はこのエケベリアは受粉させたこともあり室内に避難させていました。
緩くサーキュレーターで空気は回していたのですが、
どうやら風通しが甘く、
高湿度と併せてより蒸れやすい環境になってしまっていたようです。
悔やまれる...
3-3.受粉させていたことによる体力低下。
先日このブルーフリルズは受粉作業をし、
その後種を採るために花芽を全て残したままの管理をしていました。
おそらくこれで株の体力が低下していたのではないかと思います。
ランやチランジアでも同じですが、
花芽を維持するのには沢山のエネルギーを必要とするそうです。
すると親株の体力がなくなり、
子株を生みにくくなったり、
下手をすると枯れてしまう。
つまり親株を育てたいのであれば花芽は早めにカットするべきだったのです。
なので下葉を切除するのと共に、
受粉させてない花を全て切り落としました...
4.梅雨は特に風通しを意識することが大事。
この梅雨と言う時期は、
非常に雨が長く降り続きます。
植物によっては嬉しい環境ですが、
多肉植物にとっては辛い期間...
兎に角この時期は風通しを意識して乾かし気味での管理をしていたいと思います。
室内で雨が当たらないといっても、
湿度が高く、
多肉植物にとっては非常に危険な状態なのです...
気を付けます...
5.まとめっというか感想。
今回の下葉がぶより落ちる事件はとてもショッキングな出来事でした。
根茎が腐る前に発見出来たことだけが不幸中の幸い...
今後この時期は出来る限り負担をかけない(受粉作業などなど...)をせず、
梅雨を乗り越えるための管理をしていきたいと思います。
また一つ勉強になる出来事でございました...