たにさぼを本格的にやり始めてから、
「鉢」をすごく使うようになりました。
ビカクの頃は「板」だったので、
鉢を使って植物を育てるという基本的なことが、
とても異質に感じる今日のこの頃です...
↓関連。
Contents
1.プラ鉢や素焼き鉢に穴を空ける。
鉢を沢山使う生活ですが、
当然鉢が足りなくなります。
何か使えるものはないかと庭や収納を漁ると、
鉢底のほとんどなプラ鉢や素焼き鉢を発見しました。
1-1.底穴がないとどうなるか。
鉢に底穴がないと当然排水されません。
排水されないということは、
水遣りで補給された水分を全て植物が根から吸い上げ消化しなければいけなくなるのですが、
根から吸収できる水分にも限りがあり、
更には用土内の空気が循環出来ないので嫌気な環境となってしまいます。
この環境はつまり根腐れというトラブルに繋がる要因になるのです。
2.プラ鉢への穴空け。
っということでまずはプラ鉢に底穴を空けてみます。
プラ鉢なので基本的には簡単な加工です。
ドリルビットを付けてドリルでビビッとやります。笑
ドリルを使える方なら簡単に穴あけ可能ですね。
しかしドリルがない場合は...
2-1.熱で穴を空ける。
もしドリルがない場合は、
熱で溶かすようにして穴を空けることも出来ます。
キリをライターで炙り、
ゆっくりと鉢底に挿し込みます。
そしてゆっくりと引き抜くだけ!
プラスチックが溶けると有害物質が出ますので、
換気しながらの作業でお願いします。
私はドリルの方が簡単で早いので後は全部ドリルで空けました。
2-2.薄いプラ鉢は難しい。
ちなみに今回は厚めのプラ鉢だったのですが、
薄いプラ鉢だと穴空けの衝撃で割れてしまうこともあります。
穴を空けることが出来ない訳ではありませんが、
薄いプラ鉢の場合はより慎重に作業しなければなりません。
2-3.樹脂ポットがおすすめ。
穴をあけるポットでもっともやり易く、
その後しっかりと耐久性があるのは樹脂ポット。
↓こういうの。
要領はプラポットと同じですので、非常におすすめです。
3.素焼き鉢への穴空け。
お次に素焼き鉢に穴を空けます。
庭に転がっていました。笑
多分何年も雨ざらしで転がっていたので、
今回この子のセカンドライフを作ってあげたいと思います。笑
ちなみに素焼き鉢ですが塗装されています。
3-1.少しずつ大きくする。
素焼き鉢に穴あけをするときは、
プラ鉢と同じくドリルを使うのですが、
いきなり大きな穴をあけてしまうと鉢ごと割れてしまいます。
鉢を崩壊させないためにもまずは小さな穴を空けます。
小さな穴を空けたらお次は一回り大きなビットで穴を拡張します。
こんな感じでいくつか穴を空けました。
穴を空けすぎたり、
大きすぎる穴をあけてしまうと、
鉢の耐久性がなくなりますので空けすぎ注意です。
4.自分で底穴を空けるのは楽しい!
元々穴あきの鉢じゃなかったものに穴を空ける訳ですから、
この鉢は世界で唯一つの自分の鉢ということになります!笑
プラ鉢には調子に乗って沢山空けました!
こんな側面まで穴が空いている鉢なんて他にはないでしょう??笑
4-1.側面にも穴を空けた訳。
調子に乗って側面にも穴を空けたのには、
排水性を良くするとは別に、
用土の乾き具合をチェックできるようにするためです。
最近スリット鉢を使っていて思ったのですが、
スリット鉢には側面にまでスリットが入っていて用土の乾き具合が外側から見るだけでわかるのです。
つまりプラ鉢の側面にも同じく穴を空ければ同じ効果が得られるのでは?っと思い空けてみました。
世の中にはそういった鉢もすでに存在するようですが、
そこらへんには売ってませんので例によって自作ですw
5.まとめっというか感想。
ホームセンターとかで植物を買うと、
底穴のないプラ鉢が化粧用に使われていたりと、
案外手元にごろごろと溜まってしまうものです。
しかし一つずつ手作業で穴あけをすればしっかりと植物を育てられる鉢に生まれ変わります。
いつかは陶芸で鉢づくり...
なんてことが出来たら最高に楽しいんだろうなあ...
っと密かに思いつつ今晩も箱根で作った陶器の湯飲みで日本酒でも飲みたいと思います!(ナニイッテンダコイツ)
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