ステマリアをコルクに仕立て直す!≪ビカクシダ×コルクの向き×貯水葉を傷めない仕立て方≫

もうそろそろビカクシダを仕立て直すのも終わりにしようと思いつつ、

まだ残暑ということもあり、

まだまだいけるだろ!っということで、

適当な端材につけっぱなしのあの子を手に取ることに...

 

↓前記事。

 

1.ステマリアの購入時と今。

っということで今回登場するのは、

購入時から板付にし、

その後苔増し等施しつつ維持していたステマリア・ローレンティです。

 

約1年前に板付にした時の姿がこちら。

↓2018/7

ポット苗だったこともあり、

板付時にはかなり形をいじりました。

 

そしてこれからなかなか上手に育てることが出来ず...

 

↓2018/10

 

しかし水苔を足すなどして保水量を調整し、

今ではぐいぐいキテマスよ!

 

貯水葉ばかり展開させているので、

途中胞子葉が邪魔になり切り落としてしまいましたので、

貯水葉のみの姿ですが絶好調です!

 

↓2019/8

 

随分と立派な形になってきました。

株の状態も安定して来たし、

胞子葉が出ていないほうが仕立て直し易いので、

今回は隣のコルクにつけてみることにします。

 

2.コルクに仕立て直す!

まずはステマリアを板付から引っぺがします。

根張り状態も確認したいところです。

テグスを外し、

アルミ線を外し...

 

 

しかし!

全然取れない!笑

どうやらがっちり根が張っているようです。

マイナスドライバーを差し込みながら無理やり剥がします。

 

バリバリバリッ!!!!

板ガーーー!

剥がれておりますーーー!

がっちり着生していました。笑

根の状態も良さそうです!

一時期不調だったので心配でしたが杞憂でした。

 

2-1.少し根を傷める。

板から剥がした状態だと平面で上手にコルクに乗っかりませんし、

少し水苔をむしり取ると同時に根にもストレスをかけることで、

より強い根を張らせます。

水苔が古くなっている場合は全てむしることもあります。

そして根を切ったところにはおまじないで発根促進剤「ルートン」を塗布。

効果がどれほどあるかわかりませんが気持ちです。笑

 

3.コルク付け完了!

そして新たな舞台となるコルクには、

コルクとの繋ぎとして新しい水苔を敷き、

一気にマウント!

元々アルミ線を通しておいたので、

貯水葉を一切傷つけずに仕立て直し完了です。

今回はコルクを斜めに使ってみました。

コルクってビカクシダが大きくなると見えなくなってしまうのですが、

横向きにしちゃえばずっとコルクも楽しめるんじゃない??

っという安易な発想であります!笑

やっぱり板付よりカッコいいなあ...

コルクはやはりビカクシダを活かす最高の脇役です。

 

ちなみに横から見るとステマリアが反り立つ姿が見れて、

これもまた面白いですね!

壁かけ的には場所も取るし厄介なコルクの横向き仕立てですが、

インテリア的には最高にカッコいいじゃないですかこれ!笑

 

4.まとめっというか感想。

ステマリアは初めの頃なかなか仲良くなれず、

ビカクシダの育て方についてとてもいい勉強になった存在です。

 

あまり人気のある種類ではないのかもしれませんが、

個人的には大きな貯水葉や、

他にはない形を作る胞子葉もすごく好きです!

 

貯水葉が6連発くらいしているので、

いい加減胞子葉が欲しいところです!笑

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