
ビカクシダの中でもアジア系であるコロナリウム。
彼らはこの夏一度も室内に避難することなく、
台風の日のみ温室内に逃げ込むだけで、
後は終日直射の管理でした。
↓前記事。
1.コロナリウムのワイルド株が日本上陸してから2年。
私がこのコロナリウムをお迎えしたのはかれこれもう2年前のこと。
2017年の5月に購入したので、
もう丸2年が経って3年目の日本をお過ごし頂いております。
エアロファイトさんに行った時の興奮を今でも思い出す...
所狭しと壁にかけられていたり、
転がしてあったり...
そんな中転がっていた最もお安いコロナリウムのワイルド株を購入...
ミャンマーの山からやってきたとのことです。
購入時の姿がコレ。
↓2017/5
そして仕立てた姿がコレ。
↓2017/5
転がっていた時は小さく丸くなっていたのですが、
水苔を入れ仕立てるとなかなかのサイズになりました。
そしてこれから2年が過ぎた現在の姿がコチラ。
↓2019/8
どどん!
あんなに大きなすのこにつけたのに、
すのこがもう見えませんってば!笑
1-1.直射管理。
最低気温が15℃を越えてきた春先から終日屋外。
それも南からの直射がガンガンあたるところに置いてあります。
勿論外に出した直後は葉焼け致しました。
が、
次第に強い光に馴れていき、
7,8月も直射に当てていましたが一切焼けることない、
強い葉っぱに生まれ変わりました。
さすがはアジア系のビカクシダ!
馴らしていく必要はありますが、
リドレイと同じく日光にはとても強いようです。
2.貯水葉がデカすぎる!笑
このコロナリウムは最初から大きめでしたが、
3年目を迎える現在では、
もはや手に負えないレベルの大きな貯水葉を作っています...
70cmくらいありますね(目測)。
直射に当てているのもう少しピリッとすると思ったのですが...
流石はコロナリウム。
大きくなる種類ですもんね。
しかし追肥等も特に施していないのにも関わらず、
この生長には何とも恐れ多い存在であります。
ちなみにこの子は一度貯水葉を出し始めると、
3,4枚は連続して貯水葉を出す性格だそうです。
2-1.茶色くなる貯水葉。
このコロナリウムの他の子に比べて、
貯水葉は茶色くなるのが早いので、
水遣りには少し気を遣っています。
コロナリウムは貯水力が非常に高いので、
辛めの水遣りで腐らないように注意しています。
茶色くなる貯水葉も葉の動きを感じられて結構好きだったりするんですけどねw
3.まとめっというか感想。
何の根拠も裏付けもないのですが、
胞子培養株に比べて、
ワイルド株の方が葉の変化(茶色くなるのが)が早いように思えます。
リドレイのワイルド株も茶色くなるのが早いのですが、
胞子培養株は一度も茶色くなったのを見たことがありません。
そういう細かい性質の違いがあるのかなー。
そもそも私の育て方が悪いのか...
でもワイルド株っていっても、
元を辿れば胞子から出来たわけですよね??
うーん!
興味深い植物の世界です!