カブトムシの標本作り!軟化と展足して乾燥させてみる!≪解凍軟化×風通しの良いところで乾燥中≫

正直1週間も冷凍庫にカブトムシを入れていると、

その存在を忘れてしまいかけていました。

ひょんな時に冷凍庫を開けて、

「あっ...やらなきゃ...」

っと言った感じでスタートです...笑

 

↓前記事

1.カブトムシを軟化させる。

じっくりと冷凍させてしまったカブトムシですが、

このままではまだまだ標本の形とは言えず、

「展足」という、

脚などを整えてあげる作業をしなければいけません。

 

しかしこの展足をするためには、

一度カブトムシを軟化(水分を吸わせ柔らかくすること)させる必要があります。

この軟化方法もぬるま湯に漬ける等色々な手段があるようですが、

今回は手間をかけず時間をかける方法で軟化させました。

 

1-1.冷凍状態のカブトムシを一晩かけて解凍軟化。

っと言うのも、

手間がかからない訳は冷凍庫から取り出したカブトムシ入りタッパーを、

一晩常温で放置しただけですw

解凍することでカブトムシが自然と軟化します。

何て簡単なのでしょう...

 

一晩かけて軟化させていることを、

一晩かけて忘れてしまわなければ何も問題はありません!笑

 

2.洗浄する。

冷凍して殺菌殺虫したとはいえ、

綺麗にしてあげないと汚れから腐敗が始まってしまうかもしれません。

なので歯ブラシで優しく汚れを擦り落としてあげたり、

細かくて歯ブラシが届かないところは、

ティッシュ湿らせをピンセット少量摘まみ、

ちょこちょことお掃除してあげました。

一体どれほど綺麗にすればいいのか!

これは汚れなのか産毛なのか!笑

 

...出来る限り綺麗にしてあげました。笑

 

3.昆虫針を使って展足をする。

今回標本を作りにあたり、

一つだけ材料を調達しました。

 

その名も「昆虫針」というもの。

志賀昆虫 3号 100本 有頭シガ昆虫針 昆虫 標本用品 関東当日便 

 

針にも色々ありますが、

この昆虫針はステンレス製で腐食がなく

そもそも細く長い針なんて他にありません。

ホームセンター等には取り扱いがなかったので、

charm 楽天市場店で購入しました。

 

これで私も標本家の仲間入り...笑

そしてこの昆虫針を使い、

発砲スチロールにカブトムシを固定します。

1箇所刺しただけだと本体がくるくると回ってしまうので、

胴体を固定するように針を刺したら展足開始です

展足には昆虫針ではなく丸針を使うのが主のようですが、

用意するのを忘れたので全部昆虫針でやりました。

 

後は理想的な標本型を目指して足を優しく開いていくだけです。

この作業がなかなか楽しい...!

標本作りの過程で一番好きですこれ!

(今まで冷凍軟化も放置ばかりでしたからねww)

 

非常に細かい作業なので、

ピンセットを使わないと難しい作業です。

アクアリウム用のピンセットはやはり使いやすくて、

どんな時でも重宝しますね!笑

 

触覚なども忘れずに開きます。

左右100%対称!!

...までは行ってませんねコレw

改めて見ると70点くらい...

(やってる最中は完璧じゃん!!なんて思っていたんですがw)

 

4.風通しの良いところで乾燥させる。

そしてここからも大事。

軟化させ、洗浄し、展足し、

さあ、完成だ!

とはいきません...

 

これからはじっくり時間をかけ、

約1ヶ月ほど乾燥期間に入ります。

私が乾燥場所に選んだのは、

植物が置いてある場所でサーキュレーターを回しています。

つまりとても風通しが良いところ。

 

当分の間はここでじっくり乾燥して頂こうと思います。

 

5.まとめっというか感想。

っということで、

標本作りはあともう少し続きます。

だってまだこの状態じゃ完成とは言えませんからね!笑

 

標本箱もないですし、

何しろ初めての標本作りですから、

無事に完成するかさえ未だわからない!(不安)

にほんブログ村 花・園芸ブログ 観葉植物へ
にほんブログ村

Sponsored Link

◆Twitterはその他日常多め◆

おすすめの記事