
ビカクシダあるある、
生長点が2つに増えてしまう嬉しいような、
いや、ちょっとこれは...な事件。
↓関連。
1.生長点が2つに!?
私が初めて購入した「コウモリラン」というビカクシダ。
先日も葉っぱが内巻きしてきた!なんて記事を書いていましたが、
その後よく見てみるとどうやら様子がおかしい。
ぱっと見胞子葉が多くとても見応えがあるのですが、
これには理由がありました。
生長点をよく見ると...
ぱっくりと2つに生長点が分かれてしまっているのです。
これが噂に聞くビカクシダの分頭という奴なのでしょう。
ビカクシダが大きくなるにつれてその勢力拡大のためか、
はたまた状態異常で分頭するのかはわかりませんが、
このまま生長点が2つ、超至近であることはあまり良いこととは思えません。
胞子葉だけならまだしも貯水葉なんて間違いなくぶつかり合います。
貯水葉がぶつかり合う光景も見てみたい気もしますが...笑
1-1.ビカクシダは不定芽が出る。
基本的にビカクシダは根の先端に不定芽を出して子株を産みます。
根から出る株は子株として分け、新たに1つの個体として育てることが出来ます。
しかし今回の分頭はこれとはちょっと違う訳でして...
2.分頭するビカクシダの対処法。
今回私は...
この分頭するビカクシダの生長点を1つ...
潰しました。
ハサミをそーっと入れ...
バチッ!!
これにて一件落着...
双方の生長点から貯水葉も出ていたことですし、
早めに対処しておいた方が今後の生長に影響がないと思います。
せっかく枝分かれした生長点ですが、
二兎負うものは一兎も得ずの精神で1つを活かすことに。
2-1.分断するのは賭け。
勿論生長点が2つあるのですから、
生長点を2つに分けてしまうことも可能だと思います。
しかしこれはこれでリスクが大きく、
両方無事に育つこともあれば両方ダメになってしまうこともあると聞きます。
ちなみに以前購入したネザーランドの生長点が密だった際にこれに近い作業をしたところ、
その後の生長が非常に悪く未だに綺麗に育ってくれません。
↓この子。
今が11月ということもあり時期も悪いので、
ハイリスクハイリターンを取るより安全な方法を選んだわけでございます...
3.まとめっというか感想。
今回分頭したビカクシダは意を決する程でもなく、
「分かれちゃったなー!片方潰すか―!」
くらいのテンションだったのですが、
これがセルソや高価な子たちだったら、
「分かれた...どうしよう...分けて...みちゃう...?」
なんて考えも生まれてくるかもしれませんw
しかしやはり分けるのはかなり難しい作業になりますので、
あまりお勧めは出来ません...笑