
IKEA家具ってそのまま使うのもいいんですが、
作りが非常に簡単に出来ているので自分好みに作りなおすことが出来ちゃいます。
今回はIKEAのジューラというベッドトレイをヘリンボーンテーブルに変身させてみたいと思います。
↓関連。
Contents
1.IKEA「ジューラ ベッドトレイ」とは。
まず「ジューラ― ベッドトレイ」って何?
っというところからご紹介出来ればなと思います。
ジューラ ベッドトレイとは、
折りたたみの出来るテーブルのようなもので、
お値段もお安くテーブルとしてもトレイとしても使える便利家具ですね。
IKEAの定番商品的な存在なのかなと思います。
非常に軽量でコンパクトに収納できるので持ち運び用のテーブルとしても扱いやすい商品です。
1-1.「ジューラ ベッドトレイ」を分解する。
そんな「ジューラ ベッドトレイ」を今回ヘリンボーンにするために、
天板を取り出したいと思います。
構造は例によって至って簡単です。
もともとこのトレイの天板は木枠の溝にはめ込まれているだけですので、
木枠のビスを外すだけで分解出来ました。
↑4つ角にビスが2つずつ付いているので外します。
ドライバー1本で分解することが出来ます。
さて、これでヘリンボーンにする準備が整いました。
2.ヘリンボーン柄にしてみよう!
それではヘリンボーン柄を作っていきましょう!
っとその前に...
実は分解する前にトレイを裏返して天板の裏側からボールペンで溝幅をなぞっておきました。
この部分を確保しておかないと組みなおせませんので要注意です。
2-1.用意するもの(材料)。
今回ヘリンボーン柄にするために用意したのはこちら。
ファルカタ材という柔らかく軽量の木材です。
後述しますが、ファルカタ材はノコギリ等を使わなくてもカッターで容易に切断出来るのです。
今回はこのカッターで切断できる特性を活かして作っていきます。
その他用意するもの。
・紙ヤスリ(1000~2000番台)
・カッター(強めのもの)
・塗料 ※今回は「水性ウレタンニス」を使用。
3.ヘリンボーンテーブルの作り方。
以前ヘリンボーンテーブルをDIYした記事があるので併せて読んで頂けるとわかりやすいと思います。
「ジューラ ベッドトレイ」を分解して取り出した天板の表面(白い方)はコーティングされているので木工用ボンドが付きにくいため、
今回板を張り付けていくのは裏面になります。
↓ラベルが付いている面が裏面。
裏面を出したらここにファルカタ材を貼り付けていきます。
↑タイトボンドは黄色い木工用ボンドよりも早く乾燥するので捗ります。
板をある程度貼り付けたら重しを乗せて圧着。
ボンドの乾燥を待ちます。
この時点ではまだ全ての面を張る必要はありません。
ヘリンボーン柄についてですが作り方次第で色々な柄が出せますので、
お好みで作ればいいと思います!笑
3-1.溝幅をカッターで切り出す。
ここからが普通のヘリンボーンテーブルDIYと異なるところ。
ベッドトレイを再度組み直すために溝にはめ込むスペースを作っていきます。
つまりここからがファルカタ材の本領発揮です。
事前に記しておいた溝の線に併せてファルカタ材をカッターで切っていきます。
一発で切ることは出来ませんが何度かカッターで切り込みを入れます。
9割くらい切れ込みを入れることが出来たら、
バリッと曲げて折ってしまいましょう。
ベースとなる板を切ってしまわないように気を付けてください。
多少バリが残るくらいで大丈夫です。
この程度のバリなら後でカッターで簡単に切ることが出来ます!
ファルカタ材ならではの力技です!笑
そして切り出した余りの部分を使って残りのスペースを埋めていきます。
全てのスペースに板を張り付けることが出来たら、
全体に重しを置き半日以上ボンドの乾燥を待ちましょう!
3-2.塗装しよう!
ボンドがしっかり乾いて貼り付けた板が浮いていたりしていなければ、
お次は塗装しておきましょう。
塗装する前には凸凹をなくすためにも一度ヤスリがけをします。
ちなみに今回使用するニスはこちら。
ニッペホームプロダクツ[4976124516757] WOODLOVE 水性ウレタンニス つや消しクリヤー 750ml
これもお好みでなんでもいいと思います。
水性ウレタンニスは水で薄めることも出来て、
乾くと硬くなるのでテーブルの天板には塗りやすい塗料ですね。
今回は薄めたものを4回くらい重ね塗りました。
だんだんと雰囲気が出てきますねえ...
後は組み直すだけです。
3-3.組み直す。
完成したヘリンボーン天板を組みなおしていくわけですが、
ここですんなりと組みなせる人は非常に丁寧に作ってこられた方でしょう。
しかし溝部分もしっかり確保したのにちょっと大きい...
組みなおせないどうしよう!!
っとなったのが、
※作り方が雑過ぎるのが原因。
まあでもこんなことは今までのDIYでこんなこと何度もあるんですよ、
大きすぎたなら、
小さくすればいいだけの簡単な話...w
またカッターで削りますよおおお!!
こんなの朝飯前です。
カッターで少し削ってあげたらすんなりと組み直せましたよ。
よし!かんせっ...!!!
3-4.ちょっと待った!何この隙間は!!
...!!?
どうやらそんな簡単には行かないようです。
何この隙間!
何なんですか!これは!
誰だよ...全くこんな雑な作りをしたのは...
(もう一度言いましょう!)
でも大丈夫!
ヘリンボーンテーブルって素人が(雑に)作るとどうしても隙間が出来てしまいます。
そんな時はコレで埋めましょうか。
私のようなDIYnoTSUYOIMIKATA(強い味方)。
今までの愚行を取り繕うことが出来る彼がいるからやってこれました。
養生だけはしっかりしましょう。
パテを流し込んだら養生を剥がします。
これで大丈夫!
パテが乾いたら更にこの部分にも塗料を流し込んで完璧です。
4.完成!生まれ変わった「ジューラ ベッドトレイ」がこちら!
紆余曲折ありましたがついに完成でございます!
ヘリンボーン柄になったら「ジューラ ベッドトレイ」がこちら!
いかがでしょう?
IKEA家具っぽさがなくなりましたね。
しっかり塗装したので以前よりも防水性もばっちりです。
板を張り付けてあるので強度も増して長く使えそうです。
↓朝ごはん中。
なかなかいい感じに出来たかなと思います!
4-1.もっと簡単にリメイクする方法もある。
今回ヘリンボーン柄にするために板を張り付けてみましたが、
もっと簡単なリメイク方法としては、
分解して取り外した天板に100円ショップなどで売っている壁紙リメイクシートを貼り付けるだけでもガラっと雰囲気を変えることが出来ると思います。
わざわざ塗装などしてなくてもいいのでお手軽DIY出来ますね。
5.まとめっというか感想。
っということで今回は「ジューラ ベッドトレイ」を、
ヘリンボーンテーブルにしてみたお話でした。
IKEA家具はそのまま使っても十分お洒落ですが、
ひと手間加えると自分だけのオリジナル家具に変身して非常に愛着も沸きますね!
ちなみに現在我が家のリビングのテーブルはこのトレイのみで、
必要な時はテーブルとして出して、
閉まって置けばリビングをより広く使えるので重宝する家具になりました。
もうひとつくらいこのトレイがあってもいいかなーってくらいお気に入りです!