
ビカクシダってよく「苔玉」で売られていますよね。
私はその苔玉コウモリランなるものを購入したことはないのですが、
自分で苔玉っぽく仕立ててそれを育てていました。
しかしやはり何かにつけたい!
そこで余っていた流木に仕立てた訳ですが...
↓関連。
1.苔玉コウモリランの流木付け。
実はもうこのコウモリランを流木に付けたのは随分前のことで、
現在はこのような姿になっております。

っというのは置いときまして、
苔玉状(球体)に仕立てた状態のものをそのまま流木にくっつけたので、
流木に何やら丸いものがくっ付いているっといった状態です。笑
カッコよくはないけど面白い形なので気に入ってるちゃ気に入っています。笑
1-1.流木選びが大事。
ビカクシダを流木に付けるとき、
何よりも大事なのは流木のかたちです。
流木がビカクシダを付けやすそうな形をしているか、
ビカクシダが健全に育ってくれる形をしているか、
よく見て考えて流木を選びましょう。
自然物の1点物ですのでそのものの持つポテンシャルも非常に重要となってきます。
2.苔玉を流木に付けた方法。
ちなみに私がこのビカクシダを流木に付けた方法は非常に簡単で、
アルミ線で苔玉ごと流木に括り付けているだけです。
これだけでとりあえず流木にくっ付けることが出来ちゃいます。
アルミ線は苔玉の外側から巻いてもいいですし、
苔玉を貫通させて通しても大丈夫です。
ぐらつくことがなくくっ付けることが出来れば問題ありません。
2-1.ビカクシダの上下に注意する。
長く苔玉状態で管理されたビカクシダは生長点がどこを向いているか分かりにくくなっている場合もありますので、
流木に付ける前に一度生長点の位置と向きを確認して仕立て直しましょう。
生長点が下を向いてしまうと上手に葉っぱを伸ばすことが出来ませんのでお気を付けください。
3.出来れば苔玉を解体したほうが◎。
今回は苔玉ごと流木にくっ付けていますが、
可能であれば苔玉コウモリランは一度苔玉を崩して形を整えてから流木などに仕立て直すべきだと思います。
っというのもビカクシダの貯水葉は仕立てている形状に沿って成長してしまうからです。
苔玉のまま付けてしまえば勿論苔玉の形に沿って貯水葉が丸く展開します。
これが悪いという訳ではありませんが、
ビカクシダを綺麗に作り上げたいということであれば苔玉は一度解体することをお勧めします。
ちなみにビカクシダを木枠につけていた時に貯水葉が四角になってしまったこともありました。
逆に言えばビカクシダをどういう形にするのかは自分の仕立て方次第で変幻自在ですので面白いところです。
4.まとめっというか感想。
ちなみにこのビカクシダはネザーランスというビカクシダです。
非常に強くてどんな環境でも育ってくれるので今回のような流木にくっ付けてみたのです。
この流木仕立ての一番のメリットはとても持ちやすいということ。笑
苔玉のままだとワイヤー部分を持つか苔玉自体を持たないといけないので、
カッコよくはないけど管理は非常に楽になりました。笑