私も半ばあきらめていました。
きっと今年はここに何もいないんだろうと。
しかし、
もしかしたらこの中に「命」が宿っているかもしれない。
そう思うと処分出来ずにいたのです。
↓前記事。
1.カブトムシのマット、捨てるべからず。
しかしいつまでもこのまま放置しておく訳にはいきません。
いつの日か私は知らなければならないのです。
この中にある「真実」を、「命」を。
恐る恐るではありました、
内心私は思っていたのです。
この中に「命」なんてないことを。
しかしある晴れた日の午前、
またとない冬の晴れ間に励まされ、
勇気を振り絞ってようやく私は「真実」を知ろうと思ったのです。
1-1.「命」はそこに...
正直私は驚きました。
まさかね。
自慢のアンパンマンスコップで少しずつ少しずつ、
掘り進めていった訳です。
なんと、
そこのいたのです。
思わず快晴の空に向かって叫んでしまいました。
まさかここにいたなんて。
「命」があったなんて。
2.受け継がれる「命」そして「血」。
思えば昨年羽化した子は結局オスが4匹だったので、
新たにメスを採取してカブトムシ小屋で飼育していたのです。
つまりこの「命」は2年前に息子と採取に行った個体から受け継がれた「血」を持つ貴重な子。
こんな嬉しいことがあるでしょうか。
まさかあ標本にまでした彼の「血」を受け継がせてあげることが出来ているのです...!
まだ無事に成虫まで育ってくれた訳でありませんので安心は出来ませんが、
去年も、
なんて思っていたら結局はその倍の数羽化しましたし、
まだ期待が持てますね!!
とても嬉しいです!
サイズはかなり小さいですが、
これから沢山ご飯を食べておっきくなってもらいたいところ。
2-1.温室で養生。
マットはもうすっかり乾いてしまっていたので、
マットの表面に久しぶりに水をまきました。
しかしこのまま屋外に出すと暖冬とは言え夜間は0℃になり凍結の可能性もあり得ます。
っということで温室の一番低温になるところで養生...
去年はプチプチを巻いて屋外で越冬でしたが、
ここならそれよりも遥かに良い待遇で越冬させてあげられそうです。
凍結は絶対あり得ない環境です。
3.まとめっというか感想。
いやはや、
何も入っていない。
そう思っていたマットも捨てずにとっておいてよかったです...
ほんの僅かに見えた希望の光を諦めずに追いかけ続けた結果とも言えましょうか...
まさかあのカブトムシがこんなにも私に「感動」を与えてくれるとは思いませんでした。
「命」に...感謝です。
ありがとうございます。
無事に夏を迎えて成虫の姿を拝めたら私は幸せです...