あれよあれよと花粉が飛び始め、
風と共に春が過ぎ去ろうとしているのではないでしょうか。
ウィルスやら何やらと気がかりなことも沢山ありますが、
自分は自分で平常運転を心がけておりまして、ええ。
っということで本日も草の話です。
↓関連。
Contents
1.実生1年目、ウィンゾリーの冬。
っということで本日は、
昨年の夏に播種したパキポディウム・ウィンゾリーの実生っこのお話です。
ウィンゾリーと購入した種ですが、
発芽するとどうやら2種類あるようで、
どちらが本当のウィンゾリーなのか私はわかりません。笑
しかしどちらの子もなんとかこの冬を乗り越えてくれたようで、
播種した種の数に比べて数は少なくなってしまったものの、
しっかりと生き残ってくれた子たちがいます。
葉っぱが鋭い子が3株。
葉っぱが丸い子が4株。
1-1.完全落葉した子も。
合計7株のうち冬場完全に落葉しておそらく休眠状態になってしまった子1株。
↑休眠?
1月頃までは葉を付けていたのですが、
本格的に寒くなってきた2月に入った途端葉を全て落とし休眠体制に入りましたが、
無事に休眠できたようで塊根部がやせ細ることもなく、
時々霧吹きで全体を湿らせてあげる程度で冬を越してくれました。
2.越冬環境と水遣りについて。
ちなみにこのウィンゾリーたちは昨年の10月頃から一斉に室内管理に移行していました。
おかげで葉をいきなり落とすなどはせず、
休眠をさせない冬のスタートを切れたのです。
2-1.室内の最低温度。
ちなみに室内といっても、
人がいる時間帯は空調で加温しているとはいえ、
夜間は空調を切ってしまうので、
12,3度まで温度が落ちることもありました。
もしかするともっと寒い日もあったかもしれません。
2-2.越冬中の水遣り。
そして個人的に一番気がかりだったのは、
っということだったのですが、
これは今回の冬越しで少し分かってきたかもしれません。
間隔的に言うのは難しいのですが、
草体の状態を日頃からよく観察していると、
塊根部が明らかに萎んでくる時があります。
今↓のウィンゾリーが萎んでいる状態です。
塊根部がしわしわになり完全に水を欲している状態。
この時を見極めて水をたっぷり吸わせてあげました。
↓受け皿に水を溜めて底面吸水。
室内なのでじょうろでじゃばじゃば出来ないし、
かといって水道蛇口から直接水をあげてしまうと用土を余計に掘ってしまうので底面から吸水させていました。
2-3.水遣り翌日。
そして水をあげた翌日はぷっくりとした膨らみを取り戻します。
このペースの水遣りで、
冬場は生長せず、
かといって枯れることもなく、
なんとか春を迎える準備を整えることが出来ました。
3.夏まで油断せず。
っといった感じで初めてのパキポ実生1年目を過ごしてみた訳ですが、
3,4月でも夜間急に冷え込むこともあるので、
まだまだ屋外管理にはせずしっかりと加温された環境で夏を待ちたいと思います。
「ウィンゾリーのタネ」ということで購入した彼らが結果的に2種類あるので、
その正体が判明するまで私はこの子たちを枯らすことは出来ないのです...!笑
休眠してしまった子も無事に起きてくれることを願って、
まだ、まだ、しっかりと最低気温を気にしつつ管理していきたいと思います。
4.まとめっというか感想。
このウィンゾリーの正体について、
すでにご存じの方がいらっしゃいましたら教えて頂けると嬉しいです。
ヤフオクに「ウィンゾリー実生1年苗」として出品されていたのは、
葉が鋭い子の方なのですが、
分かりませんね。
何卒宜しくお願い致します!