ようやく寒い寒い冬を越えることが出来た私たち。
落葉する子もいれば落葉しない子もいて、
「パキポディウム」っという種類でも色々な子がいるんだなと思いました。
っということで本日は、
寒さに強いパキポディウム・サキュレンタムのお話...
↓前記事。
1.冬越し後のサキュレンタム。
昨年8月頃に枝切りをしたサキュレンタム。
枝切りしたのが夏の終わりだったので、
っと思っていたところ、
私の予想とは裏腹に冬場でも葉っぱを出して生長してくれました。
その姿は冬場に展開したは思えない程しっかりとしています。
ちなみに枝切り直後はこんな感じでした。
↓2019/8
全部切ってしまったときはかなりみすぼらしい姿になっていましたが、
今思えば枝切りしておいて良かったなと思っています。
1-1.徒長しちゃった?
しかしサキュレンタムを横から見てみると、
塊根部の上部だけ少しにゅっと伸びているような感じもします。
やはり冬場の日照が少し足らなかったからか、
しちゃったのかもしれませんね。
やはり冬は塊根植物を寝かせて越冬させた方が、
こういったリスクがないので良いのかもしれません。
2.サキュレンタムの冬。
例によって備忘録として記録を付けておきたいと思います。
2-1.最低気温10℃での越冬。
今回このサキュレンタムは室内ではなく、
最低気温が10℃以下にならないように加温された温室で越冬しました。
ちなみに日中は25℃程温度が上がるので十分に生長する温度でもあります。
つまりサキュレンタムは少なくとも10℃切らなければ落葉(休眠)しないようです。
他のパキポディウム・デンシフローラムは休眠しているのですが...
(デンシフローラムはすぐに休眠したのでその後室内管理に移動済...)
しかし休眠しなかったことで日照不足気味に生長してしまった結果、
僅かですが「徒長」してしまったのかもしれません。
2-2.水遣り頻度。
基本的に冬場でも水を求めれば水をあげていました。
パキポディウムは水分がなくなると塊根部が痩せるので要求タイミングが非常に分かりやすいです。
↓は十分に水を含んでいる状態。
3.まとめっというか感想。
落葉せずにそのまま居てくれるのも嬉しいのですが、
塊根植物などは一度徒長してまうと治らないそうなので、
(治るらしいですがとてつもない時間がかかるそうです)
もう少し温室の温度を下げて寝かせてあげるべきだったのかなと思いました。
しかしサキュレンタムは寒さにも強いパキポディウムなので、
サキュレンタムを寝かせる基準に合わせると他の子が冷害を受けてしまいそうで...笑
環境の違う植物を同じ場所で育てるのはなかなか難しいですね。