なんだかんだといつも「おまじない感覚」で使っている、
発根促進剤「ルートン」。
しかし実際にその効果がどれ程のものか、
試したことがなかったので、
実験を開始したのは3か月前のこと...
↓関連。
Contents
1.ビカクシダに「ルートン」の効果はあったのか。
っということで本日は、
気になる白い粉「ルートン」により、
ビカクシダの根の動きが促進されたのか。
それを発表していきます。
私がこの実験を開始したのは3か月前。
どこにでも売られているであろうビカクシダで、
片方にだけルートンを塗布し板付にしてみたのです。
同じポテンシャルの同サイズのビカクシダ。
これであればこの「ルートン」の効果が分かるはずです。
1-1.実験開始から3か月後。
そして実験開始から3か月が経ちました。
左がルートンなし。
右がルートンあり。
ちなみに3か月前の姿がこちら。
※同じ並びです。
↓2020/1
葉っぱの生長具合...
ルートンは発根促進剤ですからね。
今回大事なのは「根」ですね。
2.発根具合の比較結果。
っということでここから本題、
ルートンを塗布した結果、
この3か月でどちらがより「根が活発に動いたのか」。
双方、剥離!
パカッ!!!
拡大して見てみましょう。
どちらが根を活発に動かしているか...
この板から剥がした裏側を見る限り、
根が動いているように見えるのは、
「ルートンを使わなかった子」です。
もう一度横並びで見てみましょう。
いやはや、
どう見ても「ルートン無し」の方が根が回っています...
2-1.活着具合が興味深い結果に!!
しかしながらこの根が回っていること以外に、
実は非常に興味深い結果が出ました。
こちらをご覧ください。
板にしがみつく(着生している)根が多いのは、
「ルートンあり」の子!
実はこの板から剥がすときも、
「ルートンあり」の子はテグスを切っても落ちませんでしたが、
「ルートン無し」の子はテグスを切ると板から落下してしまいました。
つまりこれは、
「ルートンを使ったから板に根を張る強い根が育った」
っということも考えられます。
逆にルートンを使わなかった子の、
根が動いているものの活着していないのは、
「根は動いていたけどまだ板に活着する程強い根ではなかった」
のかもしれません。
3.あなたは「ルートン」使いますか?
今回の「ルートン」実験、
2株での比較でしかないので、
これが確かな結果だとは言えません。
が、
個人的には非常に面白い結果を得ることが出来ました。
もしかすると「ルートン」は、
発根促進っというだけでなく「強靭な根」を作るのに作用してくるのかもしれません。
この実験結果を踏まえて私はこれからもルートンを使っていくと思いますが、
「なかったら使わなくてもいいかな」っと思いました。
っというのも、
ルートンを使わなくても正しい管理をしていれば根を張りますし、
ルートンを使っても誤った管理をしていれば根は張りません。
活着するかしないかという点においても、
時間が経てばビカクシダは活着します。笑
但し、
根のない子株だとかにはもっと有効に作用するのかもしれません。
これからも何かしらの形で実験していければいいなと思います。
4.まとめっというか感想。
なんかもう私は、
みたいになっているので、
とりあえず今持っているルートンがなくなるまでは同様に使い続けると思います。笑
一度買ってしまえば、
使用頻度にもよりますがすぐに無くなるようなものではないので、
おまじないしたい場合は購入してみてください。
但し前述したようにこれを使えば「絶対」っというものではありませんので、
くれぐれもお気を付けくださいまし...