
冬場にビカクシダでも越冬出来るように、
加温していた温室では、
通常なら「休眠」し生長を止めていいはずの植物も、
中途半端な状態で徒長してしまう子がいました。
中でも最も徒長してしまったのがこの子な訳でありまして...
↓前記事。
1.火星人(フォッケア・エデュリス)の徒長。
っということで本日は、
私が一昨年に異例のコルク仕立てにした塊根植物、
火星人(フォッケア・エデュリス)についてのお話です。
冒頭にも書いたように、
この子は冬場休眠せずツルの部分がみょいーーーんっと徒長してしまいました。
節が広すぎて、これでは全然カッコよくありませんw
本当に小便〇僧みたいになってしまいました。
しかしながらコルクから垂れ下がるツルは案外見栄えが良く、
これはしっかり作ればかなり上等な植物になってくれるのではないかと思い、
今回は剪定してみることにします。
2.塊根植物の剪定。
似たような形の塊根植物で、
以前私はパキポディウム・サキュレンタムを剪定しました。
要領はほぼ同じですが、
今回はサキュレンタム程根元では切らずに、
伸びたツルの根元で剪定し、
その部分から分岐を促したいと思いました。
っということでパチっと。
切り口からは白い樹液のようなものが沢山漏れてきます。
かぶれそうなので触らないようにしました。笑
2-1.剪定後の管理。
剪定した切り口には特別何も処理を施さず、
樹液が流れ出るのを終えたら、
ただただ放置します。
塊根植物は葉の部分がなくなると、
塊根部が水分を消費しなくなるので水をやる必要もなくなります。
っということで、
新芽が出てくるまで、
ただただ放置します。
3.まとめっというか感想。

いえいえ、
それがこのコルク仕立て火星人の理想形なのです。
色々と思うところもある仕立て方ですが、
これで面白い形を造れれば塊根植物の楽しみ方にも、
また新たなページが産まれるのではないかと。
本日も一人朝からこの小〇小僧を眺めるワタシなのでありました。