今年は本当に梅雨が長すぎて、
ジメジメが続いた結果、
渇きが悪くキノコが生えたり、
それに加えて虫が湧きやすくもなったり...
↓関連。
1.ヤスデが大量発生してしまった。
っということで本日は、
※虫が苦手な方はご遠慮ください。
植物を育てているとどうしてもお付き合いしていかないといけない存在、
「虫」のお話です。
そしてその虫の中でも、
今回スポットを当てるのが...
「ヤスデ」でございます。
1-1.ヤスデは益虫?
しかしながらヤスデはワラジムシ等と同じで、
土壌を作ってくれる「益虫」とも言われています。
が、
気持ち悪いし、
尚且つ室内なので以ての外...
っということで本日はこのヤスデさんに出て行ってもらおうと思います。
2.水没で駆除。
まず出来ることは、
例によって「水没」です。
っということでヤスデさんが大量発生してしまったビカクシダがこちら。
この下部に見覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか...
そう、これはあのビカクシダです。
もともと小さな虫をちらほら見ていましたが、
近頃その姿を見ることが非常に多くなり、
何か手を打たないといけない状態にまでなってしまいました。
2-1.引っぺがす。
っと言いつつも、
どこかのタイミングで一度付け替えようと考えていたので引っぺがしました。
そして根の状態を確認しつつ、
水苔の表面等余分な場所を剥離します。
根は良好に動いておりました。
あまり多くダメージを与えたくなかったので、
ひとまずこのくらいの整理でスタンバイ。
2-2.そして水没。
勿論コルク(板)付けごと水没しても良いのですが、
板から剥がしてから水没させることが出来るのであれば、
水没させやすくなりますし、その分時短で駆除出来ます。
2-3.2,3時間でワラワラと...
そして2,3時間水没させると、
空気を得るために虫が水面近くに顔を出してきます。
溺死を待ってもいいのですが、
あまり時間をかけるのも面倒臭いので、
見つけ次第ピンセットで潰していきました。
3.まとめっというか感想。
こんな感じでいつも水没させて駆除しますが、
上記したように「卵」は水没で駆除出来ませんので、
きっとまた虫が産まれてくるはずです。
ただヤスデの産卵期は秋以降なので、
すでに卵からほとんど孵化している状態だと思うので、
これでしばらくは見なくなるはず...
ただ、大量発生でなければ、
虫がいた方が「益虫」としての恩恵を得ることが出来ると考えています。
普通に管理していればこれ以上のことは起こらない...はず...
ちなみにその後は新たな水苔で板付し直しました。
これからまた生長が楽しみです。