
胞子培養等でビカクシダが増えてくると、
今まであまり経験のなかったこともあり、
毎日トキメキでいっぱいになります。
小さいからこそ、
起こりがちなそんなトラブルも、
手のかかる子で可愛いものです。
↓前記事。
1.貯水葉の裏から葉。
っということで本日は、
小さなリドレイさんの成長を見守る会でございます。
問題の子はこちら。
ぱっと見元気そうに見えるリドレイの小苗ですが、
これ実はですね。
貯水葉が生長点を飲み込み、
更に飲み込まれた生長点から更に葉が出ようとしています。

あらまぁ...
1-1.小さいからこそ起こるトラブル。
リドレイを問わずビカクシダは、
株が小さいうちでも生長点を飲み込んでしまうことがあります。
関連動画
ビフル系の品種だと、
小さいうちでも胞子葉が出ているので飲み込むことは少ないですが、
リドレイ等の子苗に関しては、
胞子葉よりも貯水葉が先に展開することが多いので、
生長点を丸飲みし易い成長をします。
2.新芽を活かして葉を切る。
現在リドレイは成長期を迎え、
毎日のように葉がぐいぐい伸びています。
このシーズンであれば、
多少葉をいじっても枯らすリスクが少ないので、
丁寧に被っている葉を切り落としました。
※今回カッターは炙って滅菌しております。
焼き切りました。
2-1.数日後の様子。
そしてこのオペから数日が経ちました。
リドレイさんはと言いますと...

良い!!
無事に峠を越えてくれたようです。
成長途中の折れ曲がりは、
なんだかんだで回復してくれることも多いです。
3.まとめっというか感想。
っということで今回は、
小さいリドレイさんのメンテナンスでした。
近頃小さい胞子培養リドレイをSNSで見かけることも多く、
もしかしたらこのようなトラブルがそのうち起こるのではないかと思います。
その際ご参考になれば幸いです...

切るだけだけど...w