
実は5月の初めに、
以前botanical56さんで購入したフィカス・ペティオラリスを植え替えていました。
しかしながら、ちょっと失敗を...
↓前記事。
Contents
1.植え替え失敗ゴムの木。
っということで本日は、

お話になります。
先日記事にしたのフィカス・ペティオラリス。
↓前記事。
その後大変元気に生育をしていたのですが、
鉢底からも表面からも根が飛び出てくる始末。
シーズンも良いので植え替えました。
2.植え替え後葉が垂れる。
しかしながら今回の植え替え後、
ペティオラリスに異変が。
めちゃくちゃ葉が垂れます。
っというのもこれには原因がありまして...
2-1.根を整理し過ぎた。
基本的にゴムの木は細根を整理して植え替えるのですが、
今回のペティオラリスさんは、
根がかなり回っていました。
っということで、
思い切ってがっつり根を整理。
この時点ですでに、

っと思ってはいたのですが、
案の定根が吸水出来なくなり、
元の葉がダランと垂れ下がってしまったのです。
3.対処法。
このように植え替え後葉が垂れてしまった場合、
やることは大きく2つ。
3-1.少し下葉を落とす。
もともと葉が沢山ついていたので、
その分水分を要求する状態になっていました。
つまり、
根の量=葉の量
のバランスを整えてあげる必要があります。
っということで、
下葉を数枚落とし管理開始です。
そしてその植物自体が水を吸えないことで、
自ら葉を落とすこともあります。
その場合は下葉であれば静観です。
3-2.袋を被せて高湿度で管理。
写真を撮り忘れてしまったのですが、
葉が垂れてしまったので、
一時的に約2~3週間ほど大きなビニール袋を被せて養生しました。
この際用土が乾きにくいので基本的に水遣りは不要です。

そうなんです。
これはビカクシダを高湿度で養生するのと全く同じ理屈。
↓関連。
高湿度で養生することで、
葉から蒸散する水分量を抑え、
更に葉の気孔から水分を吸わせます。
4.新芽が出てきたらOK!
そして数週間が経ち、
無事にフィカス・ペティオラリスさんの新芽が出て参りました。
新芽の展開は根が動き始めたことを意味します。
これにて失敗からの脱出完了です。
あとは少しずつ強めの光に当てる等、
葉の形を造っていくのを楽しみましょう!
5.まとめっというか感想。
ゴムの木って基本的に強いですが、
当然ながら植物なので「根」が命です。
根を如何に整理し根詰まりを解消し、
長期的に管理していくことが出来るか。
毎日植物の状態を観察していくことが大事です。
っということで、
植え替えで失敗しても救済出来るよ!っというお話でした。
