関東もようやくしっかりと梅雨入りしたように思えます。
去年は梅雨に雨が降らず、
梅雨明け宣言とともに雨が続くという異常な夏でしたね。
とはいっても、
明日以降は梅雨の晴れ間が続きますが...
雨はエアプランツ(以下チランジア)にとって、
自然の恵みです。
冬場に調子を崩してしまった株も沢山水を吸って頂いて回復を狙えます。
1.雨に濡れ続けても大丈夫!
チランジアでよくある事件が、
濡れたまま乾かず蒸れてぐちょぐちょと枯れてしまうこと。
しかしこの原因としてあげられるのが、
通風と気温です。
気温が高いから蒸れてしまうし、
風がないから乾かないのです。
しかし屋外で雨が降り続いていると、
気温も上がり過ぎず、
外なので風がないということはありません。
つまり梅雨は、
適温(20℃くらい)&高湿度がチランジアのベストな気候になるのです。
水を沢山吸い上げ成長するチャンスですよ!
2.根っこも出します。
チランジアの成長は、
葉っぱだけに限りません。
株元から根っこを出しますよ。
根っこを張るということは、
チランジアが健康に育っているという証拠です。
雨で一気に体調を取り戻した勢いで、
発根を促すことが出来るので、
ホント梅雨って最高です。
2-1.根っこが出ない!
ちなみに実体験から学んだことですが、
開花後の株は根っこを出しません。
それもそのはずチランジアは開花するとその株は衰退し、
新しい株を出すからです。
なので開花後の株から根っこが出ない!
枯れてしまう!
っとビビらずに、
新たな株が出てくるのを待ちましょう。
3.成長期は兎に角外に出しあげて!
チランジアを育てる上で一番大変なことが冬越しです。
なので春~秋にかけては、
成長させることは勿論のこと、
冬越しさせるための体力作りをさせてあげましょう。
余程の設備がない限り、
冬は育成が困難になります。
これはどんな植物も共通して訪れることです。
だから成長期は思う存分成長してもらう必要があります。
4.まとめ
もし冬場に枯れそうになって、
調子を崩しているチランジアがお手元にある人は、
雨が降っている今スグにでも外に出してあげるべきです。
風で飛ばないように籠などに入れて放りだしておくだけでも大丈夫です。
おすすめなのは、
籠の底にウッドチップを敷き、
チラを転がしておく方法です。
こうすると、
チラは勝手に根っこをだして、
勝手に着生しますよ。笑
コツさえ掴めば簡単に育てられる植物なので、
「植物枯らしちゃうから...」
っという方も是非チランジアにトライしてみてください。