チランジアをカクタスボーンに着生してみよう。≪T.harrisii≫

先日の台風の翌日、

チランジアを一斉に外に戻しました。

が、しかし台風が過ぎ去った直後で、まだ強風。

ピューーンッと吹っ飛ばされたハリシーがひとーつっ...

 

1.ハリシーをカクタスボーンに着生してみる。

元々麻紐で吊っていたハリシー。

しかし麻紐は屋外だと1年以上持ちませんね...

なので次はしっかりと着生させてあげたいと思います。

1-1.必要なもの。

チランジアの着生で必要なものは、

・着生素材(流木やバークチップ、今回はカクタスボーン)。

・太めの柔らかい針金。

以上の2つで私は完結します。

繋ぎや湿度保持のために水苔を使うこともありますが、

最近は面倒臭いので使っていません。

 

1-2.カクタスボーン。

今回用意したのは、

もう随分前に買ったはいいけど全然有効活用出来ていなかったカクタスボーンです。

カクタスボーンというのは柱サボテンが枯れた奴...

実はこいつは繊維質なのでチランジアが根を張るにはぴったりな素材なんですって。

 

2.カクタスボーンに穴を空ける。

小さなチランジアを付けるのであれば、

カクタスボーンに元々空いている穴に挿し込んだりすれば足りますが、

このハリシーは少し大きいのでカクタスボーンの穴を拡張したいと思います。

木とは違い、繊維の塊なのでニッパーで捻るようにして拡張できます。

そして穴が拡張出来たらずぶっとチラを挿し込みます。

 

3.針金で固定。

穴を空けたカクタスボーンに挿し込んだだけではまたすぐに外れてしまうので、

針金でガッチリ固定します。

ハリシー本体には葉と葉の隙間に針金をくぐらせてありますよ。

きつすぎると草体を傷めることにもなりますが、

緩いと安定しませんので、

太めの針金できつめに縛ってあげます。

 

4.着生完了!

作業工程はあまりないので、あっという間に着生完了です。

着生仕立てにしてあげると、

やっぱり自然味が増してカッコいいですね。

見応えが出てきました。

カクタスボーンのごつごつした風合いが、

柔らかいハリシーにマッチしてますネ。

今までは麻紐だったので根が出ても張る場所がありませんでしたが、

これからは存分に根を張り巡らす場所があるからヨ!よろしく!

 

5.まとめ。

・カクタスボーンはチランジアの着生にピッタリな素材!

・チランジアも着生仕立てにすることで見応えUP!

 

やはり植物は自生環境に近づけてあげた方が、

見栄えも良いですし、

その後の生育も良いです。

強健だからと言って、ぞんざいな扱いはせず、

ちゃんと育てていきたいと改めて思いました。(よく思うやつ)

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