
まさかこんなDIYをすることになるなんて、
それはというもの、
実は私の事務所の床が...
↓関連。
Contents
1.外壁からの水漏れでフローリングが腐食。
っということで、
今回は緊急を要するDIYとなりました。
なんでって?
以前YouTubeに動画を投稿した際、
目ざとい人ならお気づきになられたかと思います...
サイドテーブルDIYの動画で、
床に穴、空いてます。
1-1.外壁の雨漏りが原因。
ちなみにこの床に穴が空いた原因は、
「雨漏りによる床材の腐食」のようだったのですが、
天井を見ても雨漏りの形跡はないし、
一体どこから水が来たのだろうと、
この床の穴周りの壁を剥離してようやくわかりました。
↓ホールソーで部分的に穴を空けて点検中。
原因はどうやら、
ようなのです。
1-2.「水切り」のない建物。
その外壁の隙間というのが、
外壁のサイディングとモルタル部分の隙間。
このつなぎ目をよく見てみると、
ほんの僅かですが「隙間」があるのです。
どうやら充填剤などが経年劣化で機能しなくなったよう...
そもそも通常ならこの部分に「水切り」というものがあります。
しかしながらこの建物には「水切り」がないので今回のような雨漏りに発展してしまったのが原因でした。
2.隙間にシリコン打ちました。
また雨が降ったら...
床に穴空いたままじゃ...
っということで、
急遽この隙間を埋めるために「シリコン」を充填してみることにしました。
使用したシリコンはホームセンターで調達です。
ちなみにこの手の作業は「温室づくり」で経験済み。
2-1.マスキングテープで養生。
まずはしっかり養生しましょう。
シリコンは漏れてしまうと拭き取るのが難しいのです。
部分的にではなく原因となる部分の壁一面にシリコンを打つので、
マスキングはこんな感じ。
シリコンを打つ作業ではこの養生が綺麗に出来るかの決め手となるくらい重要な作業です。
むしろこの作業だけでも綺麗に行っておけば、
シリコンは適当に打っても結果的に綺麗に仕上がります。
2-2.シリコンを打った後はヘラで馴らす。
そして養生を終えシリコンを打った後は、
しっかりとシリコンが原因箇所を塞ぐようにヘラで馴らします。
※今回はヘラの代わりにファイルを切ったものを使っています。
この作業でシリコンが溢れ出ることもありますが、
マスキングで養生をしておけば問題ありません。
そしてこのヘラで馴らす作業を終えたら、
丁寧にマスキングテープを剥がしてシリコンが乾くのを待ちます。
シリコンが固まってからだとマスキングテープが剥がせなくなりますのでご注意ください。
3.シリコンを打った後。
そしてシリコンを打ち終えた翌日。
原因箇所はこのようなかたちに仕上がりました。
サイディングとモルタルの隙間にシリコンが充填されていますが、
下から煽るように見なければシリコンは見えません。
そしてこれで雨漏りがしなければ、
今回のDIYは成功...
4.雨漏りが止まったぞ!!
もうホント良かったです。
ひとまずバケツに水を汲みシリコンを打った箇所に水を大量に流してみたのですが...
いやー、
なんとか無事にシリコンで雨漏りが止まってくれましたよ!!
養生は丁寧に行ったので施工箇所はわかりませんし、
水切りを後付けしなくても雨漏りを止めることが出来ました。
5.まとめっというか感想。
まさか床下が雨漏りで腐食した原因が外壁からの雨漏りだとは...
今回は水切りのない建物だったのでこのような事件が起こりましたが、
水切りがある場合でもこの部分からの雨漏りは起こり得るそうです。
勿論この手の修繕に関してはDIYするよりも、
プロの手に託すのが一番だと思いますので、
参考にする際はくれぐれも自己責任でお願い致します...