ビカクシダ(コウモリラン)の葉水の必要性について。

最近よく読者様にご質問頂けるのですが、

「葉水」ってどうしてます!?

っという、

「葉水」についての疑問なのですが...

 

↓おすすめ記事。

 

1.観葉植物の「葉水」について。

っということで本日は、

はみず!!!

についてのお話なのですが、

結論から申し上げますと、

私は日頃、観葉植物に葉水を、

しておりません。

葉水をするくらいなら水遣りの時にしっかり丸洗いしてあげた方がいいと思います。

 

1-1.過去記事、申し訳ありません。

しかしながら私は約3年前このような記事を書いていました。

空中湿度をあげるために、

壁を犠牲にしてもいいくらいの精神で葉水ぶっしゃー!

 

↓該当記事。

 

そうなんです。

「葉水」をやっていたこともありました。

この記事を書いたまま放置していたので、

もしかしたらこの記事のせいでビカクシダには「葉水」が必要っと捉えてしまった方がいるかもしれません。

記事は追記で訂正を入れさせて頂きました。

ごめんなさい...。

 

1-2.「葉水」は水遣りではありません。

ちなみにですが「葉水」はその名の通り、

「葉っぱに水を与える(かける)行為」ですので、

水遣りとは全く別の行為ですのでお気を付けください。

 

2.「葉水」する意味を考える。

しかしながら「葉水」をこまめにすることで、

僅かながら空中湿度が上がることは間違いではありません。

勿論マメに葉水をし草体が好む空中湿度を常に得ることが出来たら、

それはきっとそれなりの効果があるのかもしれません。

しかし管理している植物が多くなれば多くなるほど、

たかが「葉水」でも大きく時間を取られてしまいますから、

やはり葉水で空中湿度を保つというのは現実的ではありません。

 

そして、

「葉水をしなければ育たない」

「葉水をすることで生長する」

っというメリットは、葉水という行為にないと思います。

 

2-1.病害虫予防になるから。

私が「葉水」について意味があると思うのは、

少しでも草体を乾燥から守りカイガラムシ等の病害虫が発生しないようにするためです。

しかしこれも上記したことと同様で、

空中湿度は葉水をしたことで一時的には上がりますが、

それはすぐにまた乾燥状態になってしまいます。

 

もし「葉水をしなければ病害虫がついてしまう環境」なのであれば、

それはもう環境改善するべき事態なのだと思います。

 

3.つまり「葉水は必要ない」。

そして私が何故「葉水をしなくなったのか」っと言いますと、

葉水しなくても育ったから

なのです。

 

植物を管理する数が増えてくると次第にそれぞれをお世話する時間は短くなります。

その結果、気が付くと「葉水をしないようになっていた」のです。

しかしながらそんな「葉水をしない」にも関わらずビカクシダは元気に生長していました。

そして室内でも空気を常に動かす環境づくりをしていたおかげか、

葉水をしなくても病害虫が付くということはありませんでした。

 

4.「葉水」より「風通し」が大事。

そして近頃思うのは、

植物は乾燥が苦手ではありますが、

それ以上に「無風状態」の方が草体に害があるということです。

風通しの悪い場所で、更に乾燥していると、

必ずと言って程害虫が巣食います。

 

なので室内で管理している場合でも「空気を動かす工夫」をする必要があります。

 

4-1.勿論「空中湿度」も大事だけど...

じゃあ乾燥させたままでいいのかよ!

だからと言って「湿度」も無視してはいけませんが、

「人が生活するために空調を回している室内」って、

どうしても乾燥してしまいます。

それを「植物の好む湿度に上げる」っというのはなかなか難しいです。

加湿器を置いたところで、たかが知れています。

とりあえず我が家では「湿度をあげる」のを諦めました

冬場なんて暖房を利かせれば超乾燥しますよね。

我が家の植物栽培スペースはリビングなので加湿器を1台設置したところで湿度をあげるのはなかなか難しいのです...

 

5.まとめっというかご注意ください。

ここまで「葉水は必要ない」と書いてみましたが、

これはあくまでも我が家の環境に合わせた私の育て方でありますので、

この記事を読んで頂いている皆様とは環境がまるで違います。

 

もし今「毎日欠かさずこまめに葉水をして育てている」のであれば、

それはそれで正解だと思いますし、

そこで「この記事を読んだから葉水をやめた!」なんてことはしないで下さい。

植物は環境が変わることを嫌いますので、

いきなり環境と育て方を変えるのは植物にとってストレスになりかねません。

 

それぞれの環境にあった育て方が大事です。

今回の記事は、

あくまでも育て方の1例としてご参考程度にして頂ければと思います。

 

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