ビカクシダを水苔で管理していると、
水苔が次第に緑になり、
それが時たまドロッとしてくることがあります...
↓関連。
1.水苔が緑...
っということで本日は、
水苔がめちゃくちゃ緑で、
更にドロッと
しているビカクシダのメンテナンスです。
↓こちらのビカクシダをご覧ください。
もうすでに少し水苔を剥がしてしまっているのですが、
このビカクシダの水苔の表面が緑に染まり、
更にドロドロとしているのです。
これが原因で枯れるということはほとんどありませんが、
根に酸素が行きわたりにくくなる等、
悪影響がある場合もあると言われています。
1-1.ドロドロするのは?
そしてこの「藻」が大量に発生し、
藍藻(シアノバクテリア)が活発化すると、
水苔がドロドロとしてくるのです。
ドロドロした水苔はボロボロに痛み、
根への酸素供給に大きな妨げになりかねません。
1-2.原因は?
長期間水苔が長く湿っている状態で光に当たっていたり、
過度に肥料を与えている場合にこの現象が起こりやすくなります。
今回私の子に至っては、
特別肥料を与えてもいなかったのですが、
このビカクシダは長期間貯水葉を出さなかったためこのような状態なってしまったのだと推測。
2.表面だけ剥がします。
っということで、
この藍藻を放っておくと、
兎に角ドロドロで見た目も悪いですし、
今回は水苔の表面を入れ替えることにしました。
テグスを抜いて雑草抜きでガシガシ剥がします。
藍藻が繁殖した部分はボロボロに痛んでいるので、
簡単に剥がし落とせます。
そして新たに水苔を盛ってメンテ完了です。
勿論完全に駆逐は出来ないにしろ、
藻類なので直接光に当たらなければ活動は鈍りますので、
これで少しは改善してくれるかなと思います。
3.まとめっというか感想。
今回登場いただいたビカクシダは、
シャイングロリアという子ですが、
前述したように、
お迎えから全く貯水葉を出さなかったため、
表面の水苔がここまで痛んでしまったのだと思います。
しかしながら水苔の表面から元気な根が覗いていたり、
更には子株も出ていたので、
今まで手をつけずに放置しておりました。
↓何とか子株を残して苔増し。
さてさて、
ようやく貯水葉を出してくれたので、
このまま水苔を覆っておくれい!