大きな鉢の植物の植え替えはなかなか億劫ですが、
適宜に植え替えてあげないと生長も緩慢になり、
健全な生育が望めません...
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1.ゴムの木。
観葉植物と言えばゴムの木はとても有名で、
詳しい種類までとはいかなくても、
その存在を知っている人がほとんどなのではないでしょうか。
そんなゴムの木が私の職場にあるのですが、
かれこれ2年くらい買ったままの鉢だったので、
いい加減植え替えてあげなければと思い、
重い腰をあげ植え替えてあげます。
1-1.そもそもゴムの木って何?
「ゴムの木」と呼ばれる植物は、
クワ科フィカス属の植物です。
よく園芸店でも「フィカス・~~~」という子を見ますが、
彼らのことをゴムの木と呼びます。
有名どころでいえば、
私が愛情をかけて育てているガジュマルも「フィカス・ミクロカルパ」というゴムの木の仲間ですし、
観葉植物として人気のあるウンベラータも「フィカス・ウンベラータ」というゴムの木です。
ゴムの木は基本的に育てやすく、
挿し木でも増やすことが出来るので、
インテリアとしても楽しみやすい植物ですね!
2.ゴムの木を植え替える。
っということで、
今回植え替えるのはゴムの木の中でも、
葉が黒褐色でカッコいい系の「フィカス・バーガンディ」という子です。
鉢が陶器で重たいので、
動かし易いようにキャスター付きの木枠に入れてあります。
2-1.植え替えタイミング。
ゴムの木を買ってから1年以上植え替えをしていない。
鉢の底や表土から根が顔を出してしまっている。
そんな時はゴムの木の植え替えタイミングです。
2-2.ゴムの木の植え替え時期。
基本的にゴムの木は暖かい時期に生長しますので、
4~8月がベストの植え替え時期です。
室内無加温で越冬出来る程の耐寒性はありますが、
冬場は生長が鈍るため秋以降の植え替えは避けましょう...
2-3.根の処理。
ゴムの木は根の動きが活発なので、
植え替え時には根周りしてしまっている根や、
古根は切り落としてあげた方が良いです。
感覚的に3分1くらいは根を落としてしまっても大丈夫です。
太い根をあまり切りすぎるとダメージになってしまいますが、
細根は切れてしまっても生育にあまり影響がないと思います。
2-4.植え替える用土。
今回使用した用土は、
どこにでも売っているであろう観葉植物の土というもの。
そして底には赤玉土大粒を入れ排水性を良くします。
排水性がない用土だと根腐れに繋がってしまいます。
2-5.支柱を立て少しずつ用土を入れる。
大きい植物の場合、
植替え後は根が張っていないので倒れやすくなります。
そういった時は一時的に支柱を立ててあげます。
予め支柱を立てて植え替えをすると、
用土を入れる時も安定するので効率よく作業が出来ますよ!笑
2-6.鉢を叩きながら土を入れる。
用土を入れている時に、
根の隙間にまでしっかりと土を行きわたらせるために、
時々鉢を叩きながら土を入れてきます。
用土の中に隙間が出来てしまうと、
根の生育に影響しますので意外と重要な作業ですよコレ!笑
3.植え替え後の管理。
汗水垂らしてやっとのことで植え替えた後は、
しっかりと管理しないと植え替えのダメージを受けてしまいます。
3-1.植え替え後はたっぷり水遣り。
ゴムの木などの観葉植物は基本的に植え替え後すぐに水をあげます。
鉢の底から水がたっぷり溢れ出てくるように水をあげます。
土が水を吸うことで草体のぐらつきも軽減します。
3-2.日陰で養生。
植え替えで根を処理してまだ上手に水を吸い上げられない状態。
そんな時に強い光に当ててしまうと調子を崩してしまいますので、
植替え後は風通しの良い日陰で1週間以上養生してあげます。
4.植え替え完了!!
そんなこんなで植え替え完了でございます!
実は最後に表土に赤玉土の大粒を敷きました。
大粒を敷くと水遣りの時に雑にやっても土を掘り返しませんのでお勧めですw
やっぱり大きな植物の植え替えは疲れますね!
でもそれだけにやり遂げた感も強いです!笑
次植え替えるのは2年後くらいにしたいと思いますw