チランジアは植え込み材がないため固形肥料を与えることが出来ません。
っというよりもチランジアは根っこで水分や養分を吸収するわけではなく、
草体そのもので栄養を吸収するので固形肥料は使えません。
しかし肥料を使ってより生長を促したい。
その際に使うことになるのが液体肥料です。
液体肥料は継続的に散布しなければならないから面倒臭いと嫌煙していたんですが、
実はハイポネックスという液肥が下駄箱の奥底に眠っていたのでこの度使ってみることしました。
Contents
1.チランジアに液肥を添加する方法。
用意する道具はこちら。
・霧吹き(蓄圧式だと◎)。
・液体肥料
・水(液肥希釈用)
液体肥料は原液のまま使うと肥料焼けしてしまいますので、
必ず薄めて使うようにしましょう。
霧吹きは蓄圧式のものをおすすめします。
勿論小さな手動の霧吹きでも構いませんが、
いくつもの株に散布する効率を考えると蓄圧式スプレーは欠かせません。
1-1.液体肥料。
今回私が使う液肥はこれ。
液肥のド定番。
ハイポネックス液肥です。
この液肥はホームセンターやどこでも販売されてます。
一体いつ何のためにこの液肥を購入したかは覚えてませんw
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1-2.肥料をあげるタイミング。
いかなる植物も同じですが、
生長期に肥料をあげます。
生長期以外にあげてしまうと肥料を吸収することが出来ません。
草体の様子を確認して元気に生長しているようであれば肥料をあげるタイミングになります。
2.1500倍希釈にて散布しました。
ボトルの裏面を見ると、
用途に合った希釈率が記載されています。
しかしチランジアという記載はありません。
私はこの液肥をチラと同じくバンダにも使いと思ったので、
洋ランと東洋ランの間を取って1500倍希釈で使ってみることにしました(適当)。
チランジアを趣味とするブログを見て回ると、
1000倍希釈で散布されているケースも見ますが、
私は初めての液肥散布なので、
リスク回避の1500倍です。
3.実際に散布してみた。
液肥を散布する時間帯は、
日が沈んで気温が落ちてからにします。
この理由は、
朝の散布だと日中の気温上昇で吸収され切らなかった液肥で焼けないようにするためです。
2-1.散布後の水遣り。
液肥を散布した直後の水遣りは控えます。
すぐに水遣りをしてしまうとせっかく散布した液肥が流れ落ちてしまうからです。
なので液肥を散布して一晩おいて、
翌朝残った肥料を洗い流すのも兼ねてたっぷり水をあげました。
2-2.液肥の間隔。
液肥は毎晩やっても、
肥料過多となってしまい徒長や衰弱の原因にもなります。
今回私は3,4日1回のペースで散布していきたいと思います。
つまり1日朝晩最低でも1度水遣りをするので、
水遣りのうち6回に1回を液肥散布することになります。
3.液肥で開花を促進させたい。
今回液肥をあげる理由として、
チランジアを開花させたいことも理由の一つです。
ハイポネックス液肥には植物の成長で欠かせない、
三大要素といわれる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)が含まれていて、
比率はN-P-K=6-10-5です。
その中でもリン酸(P)は植物の開花を促す栄養素です。
このリン酸を与えることでチランジアも開花を促せるのではないかと考えました。
3-1.開花後の株は枯れるけれど。
チランジアは開花後、その株は枯れてしまいます。
そして新たな子株を生み出すんですが、
せっかく大きく育った株が枯れてしまうことには違いありません。
なので開花させたくないという人もいます。
しかし、
開花させたくないから開花しない!のはいいんですが、
開花させられないから開花しない!は大きく違います。
自分の管理技術向上のためにも開花させたいから開花させた!にトライしてみます。
4.まとめ。
・チランジアの液肥は1000倍以上に薄めよう!
・液肥散布後の水遣りは一晩おいてから洗い流すようにたっぷり!
・液肥の間隔は水遣り6回に1回!
・液肥で開花を促せるのか!?
植物の肥料というのは、
基本的に要らないんじゃないかというのが私の考えでしたが、
種類によっては必要だし、
自分の思うように育て上げるためには必要なアイテムなのではないかと近頃考えを改めて使うようになりました。
(ビカクシダは大きくしたいから昔から使ってたけど...)
もしそれはやばいよ!使い方違うよ!なんてアドバイス頂けたら嬉しいです。