災害級の猛暑が続いている日本。
アクアリストにとっては魔のシーズンです。
私の管理する90cmスリムは陰性水草、
つまり高温に弱いシダ類がメインなので水温上昇だけは避けたい...
っと思っていたんですが...
Contents
1.今シーズン最高の水温30.2℃を記録。
つい先日のこと。
ついに水温が30℃越えを果たしました。
実はうちの水槽は蓋付きキャノピーなので、
いくらファンで熱を逃がし続けていても、
熱が逃げきらずに水温上がりやすいんですよね。
夜間は冷房を消すので蓋を開けて放熱しているんですが、
昼間家族で外出するときに蓋を開け忘れていて...
冷房つけずに...
1-1.30℃でもシダ病が発生しなかった!
水温が30℃にもなれば、
シダ病が発生してもおかしくはない状態です。
さすがにひやりと汗が垂れました。
(暑くて元々汗かいていましたけど)
しかし恐る恐る水草をチェックするとシダは全て綺麗に揺らいでいるではありませんか。
良かった!
ホント...良かった!
2.シダ病対策。
実は夏場の水温上昇は避けられないと思い、
以前からちょこちょことシダ病対策を施していました。
もしかするとこの対策があったおかげで、
水温30℃を無事に乗り切ることが出来たのかもしれません。
シダ病対策として私が最も効果的だと思っているのは、
まず水温をあげないことですが、
その次は通水性を良くすることだと考えています。
通水性をあげるために以下のことを施しておきました。
2-1.葉を間引く。
夏が来る前にシダ類全ての葉を間引きました。
間引くことで茎の部分まで通水性が良くなります。
思い切って新芽以外のほとんどの葉を5月頃むしり取っておきました。
シダの葉を間引くのはシダ病対策というより、
古い葉を取り除いてあげた方が新芽の成長促進になるのではないかと思い、
定期的に行っている作業でもあります。
2-2.フィルター出水口の調整。
より通水性をあげるためにフィルターの出水口をシダの方向に調整しておきました。
当たり前のことですが水流を直接当てることで、
より一層通水性があがります。
私が使用しているフィルターはコトブキパワーボックスSV900です。
このフィルターは水流がかなり強いので今回のシダ病対策には効果的でした。
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2-3.エアレーションをする。
生体を飼育していれば当然行っているものですが、
今回は水を撹拌させることを目的にエアレーションをしていました。
水流を付けるとまでは及びませんが、
水の流れを増やす効果はいくらかあるのではないかと。
エアレーションは簡単に出来るので、
やらないよりやった方がいいんじゃないかくらいの気持ちでやりました。
3.そもそもクーラー使えばいい。
って話にもなってきますが、
水槽用クーラーは一度も手を出したことがありません。
だって高いし...
配管増えるの面倒くさいし...
でもちゃんと水温保てるのはスバラシイですよね...
いつか...使ってみたいです。
4.まとめ。
・シダ病対策はしっかり!
・というかクーラー設置しろよ!
今回は水温30℃でもたまたまシダ病にならなかっただけかもしれませんし、
このような高温が続けば確実にシダ病になります。
今後もぬかりなく管理していかなければ...(放置)
早く夏終わらないかな...笑