これは胞子培養株ではなくメリクロン株なのだと知った。≪P.madagascariense≫

長男の幼稚園デビューと共に私も何かデビューしたい。

こういった時、

植物という趣味の汎用性の高さを痛感する。

新たな植物との出会い、

それもまたデビューなのである...(は?)

 

↓関連。

 

1.メリクロンという植物。

私は"植物を育てている"とは言っても、

その植物がどこからやってきたのか、

どこでどのようにして生産されているのか、

そんなものを私のような素人が知るはずもなく、

「メリクロン」という植物の存在を知ったのもごく最近のことでした。

そして私が今まで胞子培養株だと思ってきた、

マダガスカリエンセはどうやらメリクロン株であり、

つまり今までのブログ記事に「胞子培養株」として書いてきたものは全て間違いということになります。

この場で間違いの修正と、

誤った情報を発信してしまったことに対する

ごめんなさいをさせて頂ければと思います。

 

ごめんなさい

 

1-1.メリクロンとは。

っというかそもそもメリクロンとは一体何なのか。

Wikipediaにはこう書かれていました。

メリクロンとは

メリステム(meristem、主として茎頂 (shoot apex) のメリステム)とクローン (clone) をつなぎ合わせて作られた言葉。すなわち、茎頂培養のことを言う(メリステムのことを和訳して分裂組織という)。

植物体の頂端分裂組織近辺にある細胞は一般的にウイルスフリーであるため、論理上、この細胞を培養することでウイルスフリーの植物体を作ることができる。しかし、実際には一度の培養ではウイルスフリー株を作ることは難しいため、数段階の培養を経てウイルスフリー化している。

また、ランなど繁殖が難しい植物では、繁殖方法の1つとして用いられている方法でもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

茎頂培養...??

細胞を培養...??

イメージ的には水草の組織培養カップに近いものだと思います。

つまりクローン。

ランでもこういった培養方法が用いられているんですねえ...

初めて知ることばかりです。

 

ちなみに2019世界らん展でビカクシダのコロナやリドレイが500円で販売されていましたが、あれらも全てメリクロン株なのだそうです。

 

2.メリクロン株ってどうなの??

メリクロンされた植物、

つまりクローン植物というのはどうなの??

それは悪い植物なの??

 

・・・それは、

決して悪い植物ではありません。

 

勿論ビカクシダに限らず、

植物にも親が居て、

その親から分けた子株、

親が付けた種から出来た実生株。

植物をコレクトしているとどうしても気になるポイントではあります。

植物のルーツを辿るのも決して悪いことではありませんし、

むしろこのルーツを知るからこそ面白いということもあります。

 

しかし、

だからって組織培養されたメリクロン株が悪い株という訳でもありません

この子もこの子で、

立派な植物として生きているのですから。

 

2-1.メリクロン株の特徴。

メリクロン株の特徴としてあげられるのは、

販売価格が比較的安価ということ。

そして親と全く同じ形に育ちますよっということ。

組織培養なので当たり前ですね。

でもそれって逆に安心保証です。

っといっても植物は育てる環境で姿が変わりますので、

親と全く同じポテンシャルを秘めていたとしても、

それらが全て発揮されるかはまた別の話のような気もします。笑

 

3.っということでメリクロンのマダガスカリエンセです。

ちまちまと写真を挟んできましたが、

私のマダガスカリエンセはメリクロン株です。

まだまだ小さい子です。

とても可愛いです!

 

3-1.子株もなんとか...

前回株分けした子株もなんとか生長点に動きが見えてきました。

まだ写真ではお伝えすることが出来ないくらい微々たる変化なので、

はっきりと動き出したらまた記事にしたいと思いますw

 

4.まとめっというか感想。

人間の技術ってすごいなー...

っというのが今日の感想です。笑

 

多分私の持ってる中でも、

このマダ以外にもメリクロン株があるんだろうなー。

疑問なのはメリクロン株から胞子培養したらそれは胞子培養株ということでいいんですよね?

難しい植物の世界です...

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