ビカクシダ・ヒリーを育て始めてもうすぐ1年になります。
しかし当初思い描いていたヒリーと、
今私の手元にあるヒリーを見比べると、
ちょっと違うような...
これはこれでカッコいいのですが...
↓前記事。
1.ヒリーの貯水葉。
っということで今回もビカクシダ・ヒリーについて。
まずはこちら購入時の姿をご覧ください。
↓2019/2 オレンジ札が付いている子。
そして注目して欲しいのはここになります。
貯水葉全体が木製バスケットを包み込むように生長しているのがわかります。
っというのもそうなんです。
私もこれがヒリーの貯水葉だと思うのです。
しかしどうでしょう。
現在のヒリーの姿をご覧ください。
↓2020/1
貯水葉...
これはこれで...
カッコいいのですが、
購入時はしっかり丸まっていたのに、
何故私の環境だとこのようにクラウンを作ってしまうのでしょうか...?
2.育てている環境で姿を変わる?
やはりわかるのはビカクシダは栽培環境や方法でで大きく姿を変えるようです。
ちなみに今回のヒリーは世界らん展に出展されていたチャトチャックマーケットさんで購入しました。
っということはもともとこの子は、
タイという温暖な気候の屋外で育っていたのです。
それに比べ日本では夏は屋外で育て冬になると室内に取り込まれるという全く違う環境で育っていくことになります。
大きく環境が変わればその環境に適応するように育つのが植物ですから、
海を越えてきたこのヒリーも例外ではないのでしょう、
2-1.現在の栽培環境。
ちなみに現在(1月)はめっきり室内管理で、
我らがIKEA LEDを浴びて育っています。
もしかするとこのLEDだけでは光量が不足しているため貯水葉が立ち上がってしまったのではないか、
つまりこの貯水葉の立ち上がりはヒリーにとっての徒長と捉えるべきなのか。
より強い光を当てて育てることが出来ればこの真相に近づけるはず...
2-2.肥料不足で立ち上がる?(憶測)
ビカクシダは貯水葉を広げて落ち葉や虫などをかき集めるという特性を持っています。
通常ヒリーは貯水葉が立ち上がらないのに、
何故か貯水葉が立ち上がるということ、
つまりこれは肥料不足しているから栄養を求めて貯水葉を立ち上がらせているのではないかと思いました。
又は、付け替え時に大きく根を剥離したので栄養を補給するルートが出来上がってないためか。
あくまでもこれは私の憶測ですが、
今後施肥したら貯水葉が立ち上がらなくなったり、
根っこが張ってきたら貯水葉が立ち上がらなくなればこの憶測も無駄ではないと信じます...笑
3.まとめっというか感想。
うーん...
考えてもこの謎は深まるばかり...
結局のところ、
この株をこれからもずっと長く育てていかないことには、
この立ち上がる訳もわからないですし、
そもそも何故ヒリーの貯水葉が立ち上がらず包み込むような形をしているのかもわかりません。
もっと植物のことを深く知れたらいいなとつくづく思います。
これからもこのヒリーとお付き合いして、
少しずつわかっていけたら私は幸せです。