
昨日はくるまいじりでしたが、
本日はビカクシダのお話...
↓関連。
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1.ビカクシダを大きくする。
っということで本日は、

なんていう謎タイトルですが、
ビカクシダって、
子株で販売されることが多いですが、
その子株って、
すごく大きくなります。
っというか、
大きくしないとイケナインデス。
っというお話でございます。
2.大きくしないとイケナイ訳。
別に大きくしなくても、
可愛らしいビカクシダを愛でることに喜びを感じる私ですが、
大きくしてこそわかることも多いです。
ちなみにここでいう、
「大きく」
というのは、
肥料をあげまくって兎に角デカい胞子葉を造ったりだとか、
徒長させまくって長い胞子葉を造ったりとか、
そういう意味の「大きく」ではなく、
株が健全に成熟し大きくなった姿のことを言います。
2-1.表現が確立されより豊かに。
ビカクシダは色々な種類がありますが、
それらは子株(株分けされて1.2年)では、
親株の表現はほんの僅かしか出てきません。
初っ端からこれが一番の「大きくする理由」です。
大きく育ったからこそ、
その株の魅力が最大限に引き出されているのです。
勿論これは種類によって異なる話ではありますが、
辛めに密に育てても、
肥料をふんだんに使って育てたとしても、
その株が十分に手を広げることが出来るスペースがあり、
葉が日照を確保出来る環境があり、
それらをクリアし大きくなることで、
ビカクシダの魅力が最大限に引き出されるのだと感じます。
2-2.子株にはないトラブルを経験出来る。
これは先日動画にもしたのですが、
株が成熟すると、
その度に出す葉のサイズが更に大きくなりますが、
時々問題も起こります。
例えば、

なんていう貯水葉が生長点を飲み込む事件。
子株のうちであれば、
多少飲み込んでも貯水葉の厚みもなく、
新芽がそれを乗り越えては来ますが、
大株の貯水葉は分厚く、
新芽が出てくることが出来なくなることがあります。
これはビカクシダが大きく育ったからこそ出来る貴重な体験?笑
だとも思いますし、
こういったトラブルに対し、
適宜な対応をとっていけるのは非常に勉強になります。
こういったひと手間が楽しかったりもするんですけどねw
2-3.長期的な維持を考える。
これは「大きく」とは関係のないことかもしれませんが、
結局ビカクシダは時間が経てば勝手に大きくなります。
その時に、
板を変えるか、
コンポストを入れ替えるか、
根を整理するか、
このままの仕立て方で良いのか。
これを長期的に維持していくためには、
何が必要なのか。
これらを考えることが出来るのは、
大きくなったビカクシダならではで、
私はこれが凄く楽しい経験だと感じています。

この子をこれからも末永く愛でていくための、
必要なことを吸収していく、
今はその楽しいお勉強期間なんだと思います。
3.まとめっというか感想。
ちょっと話がそれてしまっていますが、
今朝撮影したペガサスさんがあまりにも荘厳な姿をしていて、
せっかくなので記事にしようと思い書いてみました。
イヤデモホント、
ビカクシダは大きくしてみると、
子株のうちには味わえなかった魅力に気が付けます。
小さくてもいいけど、大きくしてこそビカクシダ。
