さて、カブトムシの標本作りもいよいよ大詰め。
しかしせっかく標本が出来ただけでも、
入れ物がなければ意味がありません。
標本箱は100均の素材でも作れるそうですが、
せっかくなので今回は端材と少々買い足して作ってみることにしました。
↓前記事。
1.標本箱を作る。
今回作る標本箱のサイズは横20cm×縦15cmのもの。
自作に至った訳はなかなかお手頃な規格品がないという理由もあります。
やっぱりこういう時は作ってしまった方が良いですね。
早速端材をカットして材料を揃えてみました。
端材のほとんどはヒノキ材ですが、
背板には直接昆虫針が刺さるようにファルカタ材を使ってみます。
ファルカタ材は非常に柔らかく加工もし易いので、
強度の要らない小さいものを作るときには活躍しますね。
1-1.木工用ボンドで接着。
小さい木箱なので、
ビス等は使わず木工用ボンドで圧着させることにしました。
タイトボンドは黄色い木工用ボンドよりも、
早く硬化するので効率よく作業することが出来るのでお勧めです。
背板もファルカタ材を木箱の内寸に併せて切り出して、
同じくボンドで接着しました。
クランプでしっかり圧着させることで、
しっかりと強度が出ますが、
実はこの後念のためタッカーでも固定しました。
1-2.前面パネルの制作。
そして昆虫箱の要でもある前面のクリアパネルですが、
今回は軽量そして安価な素材を選択。
PET樹脂板を使います。
ガラスやアクリル等に比べても加工がし易いのも選んだ理由です。
薄い板であれば専用のカッターを使わずともハサミで切ることが出来ます。
そしてこの切り出したPET樹脂板を、
元々溝が掘られている木材を用意しましたので、
この溝にPET樹脂板を差し込みながら木枠を作っていきます。
木枠の固定にはボンドとタッカーを使いました。
小さい木枠なのでタッカーを打つだけでも十分に固定出来ます。
1-3.マジックテープで前面板と木箱を接着。
そして木箱と木枠の接着には、
標本を入れたり乾燥材を入れたり出したり出来るように、
マジックテープを使うことにしました。
透明のマジックテープなので目立たず、
そして簡単に取り付けることが出来ました。
金具を使うよりも簡単で強度も出ますので、
マジックテープにして良かったなと思います。
2.標本箱完成!
そしてついに標本箱の完成です!
早速1ヶ月乾燥させていたカブトムシの標本を収納してみました。
やっぱりカブトムシってかっこいいいい!
いつ見てもカッコいいと思える存在...
標本作ってみて良かったと思います!
非常にワクワクしております!笑
ファルカタ材に昆虫針をそっと挿し込んで...
なかなかいい感じです!
やっぱり箱に入るだけで雰囲気出ますね!
100均で買っておいた乾燥材もそっと仕込んであります。
自作した板ですが気密性も高く安心して標本を飾れます。
ビカクとカブト!
木製の標本箱はシンプルなので、
インテリア的にもマッチし易いです。
3.まとめっというか感想。
初めての標本作りから、
初めての標本箱作りまで...
童心に返ったかのような感覚で、
非常に楽しんで作業することが出来ました。
これはまた来年も作ってみたいですね...w
次はクワガタの標本作りたいなー...
っとすでに考えております。
ちょうちょとかもいいですよね...
しかし問題は私の妻が虫嫌いなので、
この標本も撤去命令がすでに出ている訳でありまして...
ええ..はい...