アガベって古くから日本でも愛されている植物で、
なので和名がついている品種も多くて面白いです。
その中でも最もお正月っぽい名前で、
見た目も非常にお正月感のあるアガベがこいつ...
↓前記事。
1.アガベ「五色万代」。
私がこの「五色万代(ゴシキバンダイ)」というアガベをお迎えしたのは。
2019年6月の事。
葉の配色が5色で構成されていることから五色万代と名付けられたそうです。
そして葉っぱの配色の美しさに加えて、
葉のノギもギザギザしていぶし銀的なカッコよさも持ち合わせているアガベです。
1-1.購入時と今(半年後)。
購入時から葉の表現やノギはしっかりしていました。
↓2019/6
そして一回り以上大きな鉢に植え替えし、
夏、秋を越えて冬現在。
↓2019/12
パッと見てもわかるくらい随分大きくなってくれました!
五色万代はなかなか生長早いですね!
来年の今頃にはよりお正月感が増してくれることと思います。笑
それにしてもこの葉の表現が綺麗ですねー...
なんだか見ているだけで縁起の良い感じがしてきました...
1-2.「万代」の意味。
気になって「五色万代」の意味について調べてみました。
五色は勿論その葉の表現の事ですが、
「万代」って何だろうと思い調べてみると...
大辞林 第三版の解説
ばんだい【万代】・・・ 限りなく続く世。万世。永久。よろずよ。まんだい。
出典:三省堂大辞林 第三版について
限りなく続く世...
なんて縁起のいいアガベなのでしょうか...
これ以上ないってくらいの正月アガベ...
2.五色万代の育て方。
基本的に他アガベと同じ育て方をしていますが、
葉の隙間などは病害虫が発生していないかなど日々チェックしています。
2-1.夏から秋の管理。
夏から秋は屋外で日々雨ざらし。
梅雨時期や台風の時以外は基本屋外で管理していました。
しかし斑入り種は強すぎる日射しがあまり得意ではないと思ったので、
夏場は直射日光ではなくメタルラックなどの下段に置いて僅かに遮光化での管理でした。
アガベは直射日光が良いと言われていますが、
種類によっては光量を調整してあげる必要もあるのではないかと考えています。
2-2.冬の管理。
五色万代は最低気温が5℃を切るまで屋外管理をしていました。
5℃を切ってからは温室内で10度以上を保っていますが、
耐寒性は高そうです。
現在は子株なので安全策を取り温室管理に移行しましたが、
大株であればある程度の寒さにも耐えてくれるのではないかと思います。
冬場は光量不足になるので基本的に水は辛めにして徒長させないようにしています。
3.まとめっというか感想。
アガベは和名が付けられていて、
その意味についてわかったような気でいましたが改めて調べてみると面白いです。
吉祥冠の「吉祥」なんて、
大辞林 第三版の解説
きちじょう【吉祥】・・・ 〔「きっしょう」とも〕 〔梵 śrī〕 ① よい前兆。めでたいきざし。
出典:三省堂大辞林 第三版について
めでたいきざし...
あれ?
これもお正月アガベなのでは...?笑