ビカクシダの貯水葉って、
古くなればじわじわと黒く(茶色く)なっていきますが、
それとは違う、
が出てくると気になるものでして...
↓関連。
Contents
1.貯水葉に出来た黒いシミ。
っということで本日は、
と記事にしたばかりにも関わらず、
急に黒いシミが現れたビカクシダのお話です。
問題のシミはというと...
これ↓
1-1.しばらく様子を見ていました。
しかしビカクシダって貯水葉を問わず、
時々こういった黒っぽいシミが出てくることがあります。
なので、
あまり気にしていなかったのですが、
このシミが徐々に広がるではありませんか...
そしてつい先日のこと、
このシミの部分を触ってみると...
なんと腐食が始まっていました。
そして出来上がった穴...
ちょっとこれは放ってはおけません...
1-2.広がるシミは要注意。
上記したように、
広がるシミは何かしら(腐敗や菌類繁殖)が、
始まっているかもしれません。
逆に「広がらないシミ」は、
気づかぬうちに付いた物理的な接触による傷だったりと、
(傷から広がる可能性もありますが)
放っておいても大丈夫なものもあります。
ただ今回のように何もしていないのに出てきたシミは要注意です。
2.シミが出てきた原因は?
ビカクシダって時々こういった「シミ」出るんですよ。
しかしながらこれが何が原因によって出てきたものかを私は断定は出来ません。
が、考えられる原因はいくつかあります。
2-1.水の遣り過ぎ。
まず考えられるのは水の遣り過ぎです。
そもそもビカクシダは貯水葉の機能が発達しているので、
過度な水切れでなければ耐えられることが出来る反面、
びちゃびちゃな環境だと根腐れすることもあります。
2-2.冷害による腐敗。
もしかすると温室内ではありましたが、
まだこの子が小さい株だったこともあり、
昼と夜間の温度差に耐えられなかったのかもしれません。
日中にあげた水分が一部にたまってしまい、
その点が急激に冷えたために起きたとも考えられます。
2-3.虫による攻撃。
ビカクシダの展開中の芽は比較的柔らかいので、
「虫」による攻撃を受けることがあります。
その攻撃を受けた個所が痛んでしまい腐敗。
ビカクシダの害虫といえばカイガラムシが多いですが、
この手のシミは他の害虫によるものかもしれません。
ちなみに最近温室内で一番よく見た虫は「アシナガバチ」です。
アシナガバチはビカクシダの表皮に付く星状毛を集めているのをよく見ますが、
もしかしたらその時に傷ついた...?
2-4.その他何かしらによる要因。
もはやお手上げです。
どなたかお分かりになられる方がいらっしゃいましたらご一報ください。
3.黒い部分の処置。
そして今回この黒いシミ...
っということで、
オペしました。
ちなみにこの部分は、
ライターで炙って滅菌したカッターで焼き切るように切除しております。
見た目はあまり宜しくはありませんが、
これで黒いシミが拡大することはもうないはず...
もうしばらくは様子見ですが...
3-1.内側は腐ってなかった。
ちなみにこの切除した部分から、
1枚下の貯水葉を確認したのですが、
下の貯水葉は一切腐敗しておりませんでした。
っということは、
この黒いシミは何かしらの外的な要因で腐り始めた?
4.ビカクシダのメンテ6連発!
っという動画をYouTubeにUPしましたよ!!
今回の黒ズミを切り取るシーンも収録致しましたのでご覧頂けると嬉しいです!
5.まとめっというか感想。
ビカクシダを問わず植物を育てていると、
こういった謎の事件は多いですね。
知識のある方ならもっと適切な対処が出来るのかもしれませんが、
とりあえず今は私にできる最善の処置をしてみたつもりです。
まさかこの子に出来てしまうとは...
っと非常にショックでしたが、
これに気を落とさず愛でていきたいと思います。