ビカクシダという植物を私が知った当時は、
まだあまり私の知識がなかったこともあり、
「原種」の他にこれほど沢山の種類があることは知りませんでしたし、
ヤフオクを見ても今ほど沢山の種類が流通していなかったように思えます。
そしてまだ名前も付いていないような、
「謎のビカクシダ」もSNSでも見る機会は少なかったのですが...
↓関連。
1.「謎のビカクシダ」
そもそもですね、
っという疑問があるかと思いますが、
「謎のビカクシダ」
今回はそれをあくまでもこの記事内においてのみ定義付けさせて頂きます。笑
っとかいう「よくわからない子」のこと。
私が初めて買ったビカクシダも、
「コウモリラン」っという名前で購入したビカクシダなのですが、
所謂ネザーランドというビカクシダとは少し葉っぱが違いますし、
純粋なビフルカツムのようにも見えない「謎のビカクシダ」と呼んでいます。
そもそもビカクシダを問わず植物って、
栽培環境で大きく姿を変えるので一概に「謎」としてしまうのは、
ちょっとなっとも思うんですが、
っと言われればやっぱり「謎」。
っということで今回はその「謎のビカクシダ」についてお話してみたいと思います。
2.私の謎ビ。
実は以前仲良くさせて頂いている方から頂いたビカクシダで、
一度も記事にしていない子がいます。
出所はわかっているのですが、
「種類は何?」っと聞かれると答えることが出来ない「謎のビカクシダ」。
それがこのビカクシダです。
頂いた時がとても小さい株だったのですが、
それから約1年程が経ち現在で子株を出すほどに成長してくれています。
ぱっと見ヒリーっぽくも見えるし、
しかしながらビフルっぽさ、
そしてウィリンキーの白さもあるような...
そんな謎のビカクシダ。
2-1.「謎のビカクシダ」の葉が面白い。
つい先日出た新芽はいじけているようなのですが、
どうやら斑入りっぽさもあります。
但し親株の表現で斑入りはなかったので、
これはただの奇形葉で間違いないのですが、
これはこれで非常に面白い胞子葉ですよね。
これが固定化されることはないと思いますし、
奇形葉であれば改善しなければならないのですが、
そもそもが「謎のビカクシダ」なので、
どんな葉が出てきても「楽しみ」しかなく、
ドキドキワクワクさせられる毎日です。
3.正解がないから「造る」楽しさがある。
育て方に正解がないように、
「謎のビカクシダ」にも正解はないのだと思います。
だからこそ胞子葉1枚にも全力で愛情を注いで、
そんな未知なるものを「造る」楽しさが「謎のビカクシダ」にはあるんだと思います。
品種名がないからといって無下にするのは違います。
品種名がないからこそ、
この子が作る新しい姿に胸を膨らませることが出来るのが「謎のビカクシダ」なのです。
4.まとめっというか感想。
正直今回の記事に関して途中から、
っと思っていたのですが、
とりあえずこの謎のビカクシダがカッコいいの良しとします。
辛めの管理で胞子葉はコンパクトで硬く、
強光にも耐えられる星状毛を蓄えています。
将来の姿を思い描くだけでワクワクしますね。