何かと慌ただしい毎日から、
ようやく落ち着いてきたので、
株分けっぱなしだった子たちや、
板掛けをしていたのですが...
↓関連。
1.杉板に根付いていない。
っということで本日は、
っと思った私のつぶやきです(いつも通りです。)
以前マジュスを購入した時についていた焼杉板があり、
その板にペガサスの子株を付けて管理してました。
先日大量に自作板を作っていたこともあり、
ここで一度板を統一するっぺさ!
っと意気込んでこのペガサスの板替えを行いました。
すると...
1-1.根があるのに...!?
ペガサスを板から剥がすと、
ずるっと焼杉板から滑り落ちます。
板に付けてから5カ月たっていましたが、
非常に小さい子株だったのでまだ根が板に到達していないんだなー...
なんて思って根の具合を確認してみます。
するとどうでしょう。
株の裏側にはびっしりとは行きませんが、
すっかり根は到達しているではありませんか。
このくらい根が到達していれば、
他の板であればビカクシダが活着し始めている頃です。
しかしどうでしょう。
焼杉板には...
根が全く張られておりません。
2.焼き過ぎたことによる炭化が原因か?
ここでひとつ思ったのですが、
植物の根には育ちやすいpH(ペーハー)があります。
水草をやられている方であれば馴染みのある言葉です。
このpHというのは水の酸性だかアルカリ性だかを示すもの。
このpHがアルカリ性に傾いてしまいますと、
育ちの悪くなる植物は多いです。
※ちなみにオリーブの木は逆にpHが高めのアルカリ性を好みます。
赤玉土なんかはpH6.0なので「弱酸性」、
水苔はpH4.5~5.5くらい(酸性より)と言われています。
水苔で良好に育つ植物なので弱酸性のpHが好ましいと言えます。
しかしながら、
焼き過ぎて炭化してしまった板。
これはアルカリ性の板になってしまうのです。
もしかすると今回根が張っているのにも関わらず、
全く活着していなかった原因はココにあるのかもしれません...
3.まとめっというか感想。
っということでペガサスさんは新しい板にお引越し完了です。
まだまだ小さい子ですが、
根の量を見るともうすぐズパッと成長してくれるのではないかと思います。
焼き過ぎ(杉)板からこんな影響があるとは思いませんでしたが、
焼くことで板の耐久性が上がる効果もありますし、
自分で焼いた板には十分に活着していたので、
焼く際はほどほどがいいのかもしれません。