
3月も中旬を過ぎ、
最低気温が随分と高くなって参りました。
そこでやはり気になるのは、
っというところ...
↓関連。
Contents
1.最低気温の種類別判断。
っということで本日は、
冒頭のとおり、

っというお話ですが、
私春はホント杉花粉でやられておりまして...ソレハベツノハナシ
そろそろビカクシダを問わず、
様々な植物を屋外管理に移行していくタイミングになりますね。
今回はあくまでも個人的に、
最低気温を種類別に考えてみたいと思います。
ただ、今回の内容は、
私が育てている種に関してのことでしか言えません。
クアドリや象さん、ワリチーやワンダエ等、
育てたことのない種類に関しては分かりませんので、
その点だけご理解下さい。
1-1.最低気温「5℃」
まず私は最低気温が5℃を越えてくれば、
ビフル系の品種の中でも特に寒さに強い子たちを出します。
それがどんな品種なのかというと...
上記2種に関しては、
兎に角強く育てやすい子たちです。
5℃くらいの寒さであれば、
多少冷害は受けても問題なく生育してくれるはずです。
っということで、
我が家で先陣を切って春の外を感じてもらいました。
そもそも冬入り時に5℃以下も耐えてもらっていたので、
何の問題もなさそうです。
ただ、気を付けたいのは、
まだ板付して間もない子や、
子株については5℃だと厳しいように感じるので要注意です。
1-2.最低気温「10℃」
そしてお次の分け目は、
最低気温が10℃になります。
この辺からアジア系を除くほとんどのビカクシダを屋外管理に移行できます。
又、10℃を越えてくれば、
昨年板付したような小さい子株でも屋外管理しても問題ない気候になってきますね。
・昨年板付したような子株たち
ビカクシダ達の様子を毎日見ていれば、
このくらいの気温になると、
成長スピードが見るからに速くなり、
生育最盛期を迎えたことを実感出来るはずです。
つまり子株たちにも適した気候になってきたと言えます。
1-3.最低気温「15℃」
そして最低気温の目安として一番高いのは、
「15℃」になります。
この気温になってくると、
他の問題も起きてくるわけですが、
15℃を確保できるようになれば、
ついにリドレイやコロナリウムを出すことが出来る温度になります。
ただ、上記した他の問題というのは、
最低気温15℃を越える気候は、
つまり害虫などが活発になる気候になっているということですし、
最高気温もかなり高くなって参ります。
最高気温が35℃を越えてくると、
ウィリンキーやビーチ―は葉が垂れたり、
マダガスカリエンセやアンディナムはかなりいじけます。
逆に涼しい環境を提供する必要も出てくるので、
夏場はビカクシダの山場ともいえるのです。
2.春は最低気温よりも「風」に注意。
さて、
最低気温を種類別にさらっと書いてみたのですが、
私的に春は最低気温よりも「風」に注意すべきだと思います。
2-1.夜の風でかなり冷える。
まず、
最低気温が確保できていても夜風で体感温度が、
かなり下がるということです。
なので屋外管理を始める際には、
温度だけでなく風の当たり方にも注意を持っていく必要があります。
2-2.春風強すぎて胞子葉が折れる。
そして私自身毎年のように失敗しているのですが、
屋外管理が嬉しくって、
外に出したはいいものの、
春風が強すぎて葉が折れてしまうという事件です。
↓参考。
成長途中の葉だけであれば良いものの、
冬場徒長した葉が大きく風を受けて、
根本からボキン!っということも可能性超大です。
こうなってくると回復に時間がかかりますので、
ホント気を付けたいところです春風。
3.まとめっというか感想。
っということで、
少しずつ外管理に移行しているので、
ついでに記事にしてみました。
いきなり遮光なしで直射に当てると、
すぐに焼けちゃったりもしますので、
遮光もお忘れなく...w
