
ビカクシダの中で、
更にビフル系の中で、
最も生育が遅いのが、
ビーチ―だと思います。
っということで今回ご登場いただくのは、
例にもれず生育の遅いビーチーさん。
昨年エアロファイトさんでお迎えした個体です。
↓前記事。
まずは購入時の姿から。
↓2021.5
そして約6カ月が経過した現在の姿がこちら。
↓2022.1
成長は...
同時期にお迎えしたP.Wendy Frankに比べると、
非常に遅いです。
それでもじっくりじっくりとは大きくなっています。
それでもビーチ―は、
ある程度大株になると一気に子株を吹く量が増える印象がありますね。
よって見た目的には十分に迫力のある姿にもなります。
以下:妄想です。
小吹に関しては、
ウィリンキー等よりも一気にぐわっと来る感じがしますね。
つまり根の動きは非常に良いのだと思います。
しかしながら葉の生育は早くはない。
この理由を考えると、
元々自生環境が"ひらけた岩場"だと言われ、
つまり強い光が当たる環境でありながら、
水分も限られた場所に自生しています。
・劣悪な環境だからこその増殖力の高さ
(=根の動きが良く小吹が良い)
・劣悪な環境だからこその葉の生育が遅い
(=強い光に耐えうるための葉の厚みやトリコームの形成)
通常植物は葉を伸ばし光を得ますが、
ビーチ―が自生している場所は、
そもそも大量の光が降り注ぐ場所なので、
葉を伸ばし光を得ようとする力よりも、
強い光から身を守り生存していくためにステ振りしたビカクシダっという印象です。
よって葉の生育スピードは速くないけれど、
増える力や根を張る力が強いのではないかと...
ビーチ―にはよく思う訳です。
以上、妄想でした。
※話半分のそのまた半分をすり潰したくらいの感覚で水に流して下さい。