台風さえ除けば夏に比べて秋の気候は素晴らしいですね。
昼は暖かく日射しも程よい、
そして夜はいい具合に冷え込む寒暖差。
昼夜メリハリがついて、
こういった気候が植物にとっては一番なんじゃないかなと思います。
↓前記事。
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1.アガベ ホリダ(horrida ssp.horrida)の実生1年後。
去年の10月に播種したので、
そろそろざっくりと実生1年後と言っていいのかなと思います。
しかし結局今残っている子たちは残り僅か。
私の栽培技術の低さから数多くの子たちを葬ってしまいましたが、
その中でもなんとか生きながらえ、
そして播種1年にしてすでにカッコいい子がこの子。
↓2019/9 (horrida ssp.horrida)。
小さいながらもノギが逞しい、
この草姿を見ていると、
あのホリダを育てているという実感がじわりじわりと湧いてきます。
ホリダは20粒蒔いたのですが、
うち発芽したのは13粒。
そして今元気に残っているのは2株。
風前の灯火のような子がちらほら...
なのでこの子は気合い入れて丁寧に管理しております...
1-1.夏前と今(9月下旬)。
ちなみに4月から屋外管理を始めたのですが、
その頃の姿と比べると僅か5カ月で随分と立派な形になってくれたのがわかります。
↓2019/4頃
すでにホリダっぽいノギが出ていますし、
実はこの時点でこの子が一番いい生育具合でした。
そして5カ月後現在。
大きくなっていることの他に感じるのは、
株が充実してくるにつれて生長スピードが上がってきている感じがします。
植え替えて根張りスペースが増えたことも良かったのでしょうか...?
2.実生1年目での植え替えはしない方がいい?
このホリダに関しては、
植え替え後も順調に生育してくれましたが、
実は植え替え後にぐずってしまった実生ッコが沢山いるのが現実です...
今後私がアガベ実生をするならば、
実生ッコ1年目はまず植え替えはせず、
初めから大きめの容器で余裕をもってじっくり育てることでしょう。笑
それくらい植え替えで調子を崩してしまった子が多かったのです。
しかし本記事のホリダが植え替え後も順調だった訳は、
他の子よりも生長が早く大きくなっていたから。
なのだと思います。
実生ッコはある程度大きくしてから植え替えた方が安全ということですね。
2-1.生育具合差の原因。
実はこの生育具合差の原因についてはおおよそ検討がついておりまして、
播種したのが10月ということもあり、
室内で実生を開始しました。
その時光源としてIKEA LEDを利用していましたが、
これが生育差の原因。
明らかに光量の差がありますwww
一部にしか光が当たってないじゃないですかw
ちょっとね、
思ってたんですよ、
こういう事態になるのではないかと...w
猛省です...
3.まとめっというか感想。
アガベとかの種ってかなり安価に買えちゃうんで、
一気に大量播種出来ちゃうわけですが...
私のような人(栽培環境×技術が乏しい人)がこれをしてしまうと、
今回の実生のような結果になってしまうのです...
しかしこれも勉強です...!
アガベは一つでもちゃんと育てることが出来れば、
いつか子株を吹いてくれますし、
前向きな気持ちでこの子を大切に育てていきたいと思います!