以前動画にもしたビカクシダの衣装ケース栽培。
そろそろ気温も高くなってきたので、
今後夏に向けての対策をっと...
↓前記事。
Contents
1.PCファンで換気するぞ!
本日は以前作成した衣装ケースを夏仕様にしていきたいと思います。
夏仕様というか、
「夏の高温にも対応出来るようにする」です。
作成は動画に収めてたので、
そのうちYouTubeに投稿するかもしれません。シナイカモシレマセン
っということで、
出来ました。
衣装ケースの蓋に穴をこじ開けて、
その上にPCファンを置いて排気しています。
1-1.使ったPCファン。
使用したPCファンはコレ。
少し大きめでしたが、
四隅にゴムが付いているので、
ファンのモーター音が共振しにくいかなと思い選びました。
ただ、耐水性等はありませんので、
ご使用は自己責任で...
ちなみに穴を空けた場所には網戸の補修網を貼り付けております。
コバエが発生した場合にあふれかえると大変なので、
念のための設置です。
ホームセンターで買えます。
2.タイマーで昼夜の湿度をコントロール。
そして今回の肝は、
この換気を24時間行うのではなく、
温度の上がる昼のみに稼働させ、
夜は停止するというもの。
2-1.日中のみに稼働させる意味。
今回排気する理由として一番大きいのは、
日中の温度上昇を避けるためです。
なので日中は稼働させているのが絶対なのですが、
衣装ケースという小さな空間だと、
ファンを一つ設置するだけでもかなり排気されます。
これが良い訳でもありますが、
24時間常に稼働させていると、
せっかく湿度を上げるためのケースなのに、
湿度がどんどん奪われてしまい、
結果的に衣装ケースで栽培するメリットがありません。
つまり、
ファンは24時間稼働ではなく、
温度の上がる時間帯=昼間(照明点灯時)にし、
夜間は逆に湿度が上がるようにしてあげました。
実際の湿度変化はこんな感じ。
日中は湿度が下がり(約50%)、
夜間には湿度(約80%)が上がっています。
2-2.光合成を促進させる。
そして日中にファンを稼働させ、
空気を動かしてあげる意味にはもう一つあり、
これはよくアクアリウムでも、
「CO2を添加するのは照明点灯時のみ」
(光がなければCO2を送っても光合成をしないから)
であるように、
同じくこの衣装ケース内も、
照明点灯時のみ空気を動かしCO2を送ってあげることで、
日中は光合成を促進させ、
夜間にはお休み状態にしてあげるようにしています。
3.水を張って湿度を上げる。
更に今回、
もう一つだけ行ったポイントは、
衣装ケース内に直接水を溜めました。
薄く2,3cmほど。
そのうえで鉢物を置くスペースは底上げし、
底一帯を水辺にすることで湿度上昇を図っています。
4.まとめっというか感想。
っということで、
今回は衣装ケースにPCファンを設置するお話でした。
単純な作業ですが、
ケース内の温度や湿度をコントロールするのは必要不可欠な作業になりますので、
今やっておいて損はないことかなと思います。