先日YouTubeには投稿したのですが、
あのビカクシダが現在非常につらい状況です。
しかしながらせっかくのことなので、
再度見つめ直して考えてみたいと思います。
Contents
1.水切れ?突然胞子葉が萎れた。
っということで本日は、
あのビカクシダさんのお話です。
ざっと今に至った状況を説明すると、
うっかり水苔をカラッカラにしてしまい、
一晩のうちに胞子葉が酷く萎れていたということです。
そしてその萎れた胞子葉は、
再度水を吸うことはありませんでした。
↓こんな感じ。
1-1.そんなに辛めにしていたのか。
今回このように胞子葉が萎れてしまい、
最終的に現在は、
胞子葉を全て落葉させてしまいました。
※その株が自ら胞子葉を落としました。
新芽迄全てありません。
しかしながら、
普段であればこれくらいの水を辛く管理しても、
これ程までに葉が萎れるといった経験はあまりなかったので、
実は今回とても驚いています。
2.水が切れてしまった原因を考える。
以上のことから、
普段通り(少し辛め過ぎたのかもしれませんが)の、
管理をしていたのにも関わらず、
今回このような酷い水切れが起きてしまった原因を考えてみます。
2-1.胞子葉が伸びている時期。
今回このウィリンキーは胞子葉を展開させている最中でした。
ビカクシダは葉を展開させる際、
水を吸い上げることでその葉を伸長させます。
貯水葉であれば多少なりとも貯水しつつ伸長していくのではないかと考えているので、
胞子葉は貯水葉の展開時よりも、
より多くの水分を必要とするのではないかと考えています。
が、
そのタイミングで水が切れてしまったことで、
胞子葉に必要量の水分が足りずに現在に至ったのではないか。
2-2.子株が沢山出ていた。
ちなみに今回この子には、
確認が出来るだけで2つ子株が付いていました。
そして水切れ後もこの子株たちは、
何も変わらずに成長をしています。
つまり株に蓄えていた水分は最終的にこの子株たちに注力された結果、
親株の葉が萎れたのではないか。
3.水切れによる症状が必ずしも同じではない。
ちなみに私、
以前にもビカクシダを水切れ状態にさせてしまったことがあります。
↓コレ
この時は、
水が切れても水をやれば復活しました。
ちなみに子株はいずれも水切れを起こしても元気です。
その株の成熟度や種類によって、
単にビカクシダの水切れと言えど、
色々な表現がありそうです。
経験したことであるのは、
ビーチーは水を切り過ぎると、
胞子葉が萎れるまでもなく葉を自ら落としてしまったことがあります。
4.仕立て方に問題は?
ちなみに今回のねし子さん。
水苔の中には発泡スチロールを入れて仕立てていました。
つまり、
通常の水苔単植に比べて、
非常に排水性の良い状態で仕立てていたのです。
これも今回水切れの原因ではないかと思います。
↓関連。
発泡スチロールを入れている仕立て方について、
間違いないなく排水性が上がったという結果が、
悪い結果として現れてしまったのだと思います。
屋外での高温の蒸れ対策としての意味合いで仕込んでいたこともあり、
屋内管理であれば全部水苔で仕立てているくらいがちょうど良かったのかもしれません。
5.まとめっというか感想。
っということで今回の大失敗を残しておきます。
ちなみにまだ親株は完全に枯死したわけではありませんし、
まだ芽吹く可能性はあります。
もうしばらく様子見です。
そして子株は親株にまだついているものも含めると、
合計で4株ありまして、
そのうち1株はもうすでに板付し、
新たな気持ちでスタートを切りました。
まだ小さいですが、
親株の姿に少しでも近づけるよう育てていきたいと思います。
っということで今回は、
自分の管理方法や植物についてのあらゆること、
それらを見直すいい機会を与えてもらったと、
可能な限り前向きに捉えて、
これからも草っていければなと思います。