P.veitchii greenの胞子葉がとても美しいんですよ。

気が付けばこの子が私の手元にやってきてから、

早いもので1年と少しが過ぎ去っていました。

出会いは生まれて初めて行った植物の祭典、

「世界らん展」

非常に思い入れのある1株な訳であります...

 

↓前関連。

 

1.P.veitchii greenの現在。

っということで本日は、

冒頭に書いた通り、

2019世界らん展で購入したP.veitchii greenのお話です。

green veitchiiなのかveitchii greenなのか謎...

 

お迎えし、

怒涛の株分けを行い嵐のような板付を終えた時の姿がコレ。

↓2019.2

上の写真の左下に居る子だけを残して

他の子たちは様々なところに嫁いでいきました。

 

っということで現在手元に残っている子がこちら。

↓2020.5

非常に育てやすく、

フォルムも美しいビカクシダですね。

 

1-1.内巻きする胞子葉。

購入時にはついていませんでしたが、

ついに今年胞子葉に胞子嚢を確認することが出来ました。

まだうっすらとですが胞子嚢だと思われます。

そして胞子嚢を付けると少し内巻きするようです。

内巻きといえばあのfoongsiqiが有名ですが、

この子勿論それ程内巻きはしないことでしょう。

しかしながらこの子の胞子葉の表現も、

これからどんどん綺麗になってくれそうでワクワクしております。

子株も沢山増えるので、

この夏を越えて更なる成長に期待が大きいです。

 

2.P.veitchii greenの育て方。

基本的に育て方は他のビカクシダと変わりませんが、

この子は上記したように非常に育てやすいビカクシダだと思いました。

 

2-1.水遣り頻度。

1年を通して水遣りは乾いたら水遣りの繰り返し。

かといって雨が2,3日続く程度であれば外に出しっぱなししていても、

根腐れ等の症状が出ることもありません。

 

2-2.日射しにも耐えらえる強い葉。

ビカクシダはある程度遮光して育ててあげると綺麗になりますが、

直射日光を当てても、

次第に耐えられる葉を出してくれるという特徴もあります。

このP.veitchii greenも例にもれず、

強い光で始めは焼けてしまうものの、

次第にそれに耐えられる強い葉をすぐに展開してくれるようになりました。

 

↓の記事の子は直射管理をした胞子葉を出しています。

 

2-3.高い耐寒性。

そしてこの子の素晴らしい点として、

耐寒性の高さを感じています。

 

春先(最低気温はまだ5℃を記録)でも、

昼夜屋外管理をしておりましたが、

成長は揺るやかになるものの、

冷害を受けることはなく風に吹かれていました。

ぞんざいな扱いをしていた訳ではなく...

この子の可能性を信じて行った管理でございます。

 

3.超子株吹きます。

ちなみに以前YouTubeに投稿した動画で、

株分けを行ったものこのP.veitchii greenです。

 

私が持っているビカクシダの中でも、

トップクラスで子株を大量に吹く品種です。

ホント凄いです...

そもそもウィリンキーなどのビカクシダは非常に子株を付けやすい品種なのです。

私の持っている普通のP.veitchiiも子株を吹きすぎていつしか球体になっております。笑

 

4.まとめっというか感想。

普通のビフルカツム、ビーチ―と何が違うの?

っと思われるかもしれませんが、

個人的には、

ビフルカツムに比べ胞子葉がコンパクトにまとまり、

貯水葉がvetichiiのようにキレがあるがあるように思えます。

 

まだまだ大人の表現には至っていませんが、

これからの姿に胸躍るビカクシダのひとつです。

 

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