塊根植物、
数年前まであまり馴染みのない植物でしたが、
今ではホームセンターでも普通に扱っていて随分と敷居が低くなりました。
その中でも「アデニウム」は比較的育てやすく、
花を咲かせることが出来れば非常に美しく鑑賞価値の高い塊根植物です。
↓前記事。
Contents
1.春を迎えたアデニウム。
っということで、実は持ってましたアデニウム。
春を迎え暖かくなり、
桜の花が散り終わった頃ついに新芽が顔出しました。
なかなか目覚めなかったので一安心です。笑
アデニウムを筆頭する夏型の塊根植物は基本的に冬は落葉して休眠するので、
春に無事、目覚めてくれるかどうか内心ハラハラしながら冬を越すのです。
さて今年もここから開花してくれるだろうか...
1-1.アデニウムの花。
ちなみにこれは生長期に見事開花したアデニウムの花です。
ゴツゴツした塊根部に見合わずまるでバラのように優雅な花を付けてくれるのがアデニウムです。
種類によって白い花や赤い花などバリエーションも豊富なのでコレクション性も高いですね。
2.アデニウムの冬越し。
アデニウム達は冬場は室内で断水状態でした。
葉をつけているものも動きがないのでほぼ断水。
特に手もかからず越冬しました。
しかし断水中でも塊根部が痩せ細ってしまうようであれば僅かに水を与えたりもしますので、
休眠中だからと言って「完全放置」ではなく、日頃から「観察」してあげましょう。
とはいっても塊根植物は休眠すると手がかかりません。
ちなみに休眠までのプロセスは、
最盛期の夏を終え秋に入ったころから徐々に水遣り間隔を空けていき、
完全に落葉するところで塊根部に十分水分が残っている状態で断水、休眠させるといった感じです。
痩せ細った状態で休眠させてしまうと上手く冬越し出来ないこともあるので注意です。
3.植え替え。
無事に冬を越し目覚めを感じることが出来たら、
これからの成長シーズンに向けて植え替えをしてあげるのも良いです。
冬は全く生長しませんが夏場は面白いほど生長するのがアデニウムです。
まずは用土をしっかりと乾燥させてから植え替えます。
そして鉢を逆さにし優しく用土を出していきます。
うーん。
2年ほど植えっぱなしだったのですが、
あまり根が張ってないですね。
これは私の育て方が下手くそなのでしょう。
しかしもう1つの子は根がパンパンに張っていました。
古土とともに細根は落としてしまいます。
本来ならこの状態で数日乾燥させるのですが、
根もカラカラに乾いていたのでこのまま植え替えちゃいました。(せっかち)
鉢底には軽石を敷き詰め、
用土は鹿沼土×赤玉土×ゴールデン培養土少々×腐葉土少々といった感じ(適当w)。
今回はプラ鉢です。
結局プラ鉢が一番扱いやすくて好きですね...
3-1.植え替え後の水遣り。
植え替え後は念のため1週間程置いてからたっぷり水をあげることにします。
アデニウムなどの塊根植物はその塊根部に水を多く蓄えているので、
1週間やそこら水をやらないくらいでは枯れることはありません。
かといって、
根っこを大きくいじってすぐに水をあげてしまうと上手く水分を吸い上げることが出来ません。
根腐れの心配もあるので植え替え後は一旦根が落ち着くのを待ちます。
3-2.上手に育てられていないのです。
実はどちらもいまいちな状態。
本来ならもっとパンパンと幹に張りがあっても良いですし、
茎も間延びしているように見えます。
今年はしっかりと環境を整えて育ててあげたいです...
4.アラビカム?オベスム?
一口にアデニウムと言っても様々な種類があり、
私の持っているこの2つもおそらく種類が違うのですが、
どちらがどちらであるか私には正直わかりません...
(タグ紛失のためw)
おそらくどちらかがオベスムで、
どちらかがアラビカムかと思うので、
本来の姿が取り戻して同定が出来るまではクエスチョンで管理していきたいと思いますw
5.まとめっというか感想。
塊根植物って未だに上手に育て上げることが出来ていません。
未だ見ぬ本来の姿。
今年こそ花も付けてあげたい。
そしてパンパンに太らせてあげたい。
まずは彼らのことをもう少し勉強してみたいなと思います。