以前植物専用ICUなるものを作ったのですが、
今現在それは胞子培養で育てている、
ミニリドレイさんたちの冬越しのお住まいとなっております...
↓関連。
1.リドレイの越冬。
っということで本日は、
ビカクシダの中でも、
と感じるほど、
夏場の高温が大好きで、
冬場の寒さが苦手なリドレイについてです。
もう何度も日本の冬を越えている大株であれば、
最低気温10℃くらいでもなんとかなるリドレイさんですが、
子株のうちはそれなりに気を使って、
最低気温15度をキープしての越冬を心がけています。
2.加温したケージ(温室)で越冬しよう!
しかしながら、
そう簡単に最低気温15度を確保出来る環境はありません。
っということで今年は、
リドレイさんたちの子株の増えてきたので、
以前DIYしたケースを加温して越冬させてあげたいと思います。
2-1.使用しているヒーター。
パッと見、
っと見えるかもしれませんが、
これ実はよく見ると、
水槽などの底面に敷くようなパネルヒーターを設置してあります。
「ぴたり適温」という商品ですね。
室内に設置しているケースであれば、
このヒーターを入れておくだけで、
それなりに加温出来ます。
温度計を入れてないのですが、
手を入れるとほんのり暖かく常時15℃以上は確保できている感じがします。
2-2.風は回してません。
本来なら植物は風を送ってあげることで、
病害虫予防、CO2吸収促進、良いストレスが与えられます。
が、
このケースはスペース的にも厳しいので、
風を回してません。
しかしながらひとまずはこの環境で育っているので、
風でストレスを与える等は来夏からとしています。
子株のうちはまず株を大きくすることが大事です。
勿論植物を育てることで風は非常に大事ですが、
その他環境とのバランスが大事ですね!
2-3.照明はアクアリウム用。
そしてこのケースは、
アクアリウム用の照明を付けています。
アクアリウム用の中でも薄型でスペースを取らず、
それなりに安価なコトブキフラットLEDです。
※本来推奨される使い方ではありません。
小さいケースなので、
スペース確保を優先した照明になります。
3.まとめっというか感想。
っということで、
このリドレイさんたち。
胞子培養を始めてから3年以上経っておりますので、
とんでもなく愛着がございます。
長すぎる胞子培養の道のりで途中から記録付けを放置しているところもありますが、
ついに形になってきてくれました。
これ以上リドレイを育てていても個人的には仕方ないので、
いつかこの子たちが愛されるもとに飛び立ってくれたら...
なんて考えています。
その際はどうぞよろしくお願い致します...