夏に不調だったビカクシダは、
案外冬場に室内管理すると元気になるケースが多いです。
っというのもビカクシダにとって日本の夏が暑すぎるのが原因の一つ。
つまり夏を乗り越えればなんとかなる...
↓前記事。
1.アンディナムの夏と現在(冬)。
夏場は本当にぐずついてしまったアンディナム。
お迎えしてからほとんどを室内管理していますが、
室内と言えど夏は暑い!
逆に昼間は空調で涼しくしていると、
夜間に温度が上がるという異常事態。
そういったあらゆる環境が影響したのか私のアンディナムは夏場絶不調でした。
↓2019/10 夏を終えた秋の姿。
アンディナムとは思えない奇形葉に加え、
成長がとても緩慢になっております。
しかし現在(12月)はこの頃と打って変わって、
非常に元気に生長し始めました。
↓2019/12
健全な貯水葉がぐいぐい伸びてくれています。
1日で1cmくらい伸びているんじゃないかと思えるくらいの生長速度(体感)。
もはや奇形の胞子葉も元気に見えてくるほど...
↑これはこれで面白い胞子葉です。笑
1-1.子株も順調に育ち始めました。
まだ株分け出来るサイズには至っていませんが、
冬を迎えた途端子株も元気に生長し始めました。
子株こそずっと動きが見られなかったので一安心です。
気温の低いうちに株分けできるサイズにまで育ってくれると良いのですが...
2.アンディナムにも休眠期はあるようです。
どうやらこの成長具合を見ていると、
アンディナムにとって夏は休眠期と言えるのではないでしょうか?
そもそもアンディナムは原産地でも休眠期と生長期がはっきりしているようなので、
それに沿った育て方をしていかないといけませんね。
ちなみに私の持っているステマリアは夏が生長期で冬が休眠期なのに対し、
アンディナムはその逆を行くようです。
しかし、夏場と言えど完全に休眠している訳ではないので、
気温が高いと「休眠に近い形になる。」っと捉えるのが良いのかもしれません。
来年の夏は生長具合を良く観察し、
それにあわせた水遣り間隔を見極めたいと思っています。
2-1.生長が緩慢な時の水遣り。
これら生長が緩慢になるビカクシダたちは、
そのシーズンになると水遣りはコンポストがしっかり乾いてからにします。
旺盛に生長しないのにも関わらず水を沢山あげてしまうと、
根腐れの原因なってしまったり結果奇形葉というのが出てきます。
私のアンディナムのもう少し水を辛めにするべきだったのかもしれません。
3.まとめっというか感想。
夏も植物にとって良好な環境を作れればいいのですが、
なかなか難しいですよねえ...
植物部屋でも作って冷暖房を完備すればよいのかもしれませんが...(無謀)
兎にも角にもアンディナムはとても好きなビカクシダの一種なので、
しっかりと向き合って、
無事に大株まで育て上げたいと思います。